高卒で事務職に就くには?事務職の仕事内容と就職のコツを解説します
事務職に興味があるけど…。
仕事内容がわからない。
このような疑問にお答えします。
この記事では、高卒就職を考えている方に向けて「事務職の仕事内容」をご紹介していきます。記事の後半では「事務職で役立つスキル」や「事務職で役立つ資格」もご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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高卒の就職におすすめな事務職とは?
まずは事務職についてご説明します。事務職とは、企業内部における書類作成や管理、受付、電話対応などの業務全般を担うポジション。一般事務、営業事務、経理事務などを総称して指す職種名です。事務職では、一般的に「学歴」や「専門的な知識」は不要です。そのため、高卒でもチャレンジしやすい職種となっておりますよ。
高卒男性でも事務職に就けます
一般的に事務職は、女性しか就けないイメージがあります。しかし実際は違います。男性でも事務職に就職できます。男性だからといって、事務職の就職に不利になるということはありません。近年は、事務職を志望する男性が増えてきておりますので、ご興味のある方は自信をもって応募しましょう。なお「事務は営業よりラクそう…」と安易な考えで選ぶと、就職に失敗する可能性がありますので、しっかりと仕事内容を把握してから応募しましょう。
事務職の仕事内容とは?
ここからは、事務職の仕事内容をご紹介します。細かい点は働く会社の規模や体制、業種によって異なります。ですので、事務職全般に共通する仕事内容だけをご紹介しますね。
【事務職の仕事内容1】書類の作成
事務職の仕事1つ目は『書類の作成』です。会社の経営には、様々な書類が必要。たとえば、経理関連では「経費の精算」や「決算に係る書類」。人事・総務関連では「給与明細」や「社会保険関連の書類」が必要になります。事務職はこうした書類の作成・処理を一手に引き受け、日々、他の社員のサポートをしているのです。
【事務職の仕事内容2】書類の整理
事務職の仕事2つ目は『書類の作成』です。上記で作成した書類は大事なもの。そのため「書類の整理」が必要になります。書類の整理は、種類、日付などで分類し、バインダーなどにファイリング。決められた場所に収めていきます。なお、パソコン内の整理については「書類の種類」や「作成日」などに応じてフォルダを作成。すぐにアクセスできる状況にして管理します。
【事務職の仕事内容3】電話・来客応対
事務職の仕事3つ目は『電話・来客応対』です。電話・来客応対は担当者の代わりに用件を聞いたり、打ち合わせスペースに来客を案内したりって感じです。会社によっては、代表番号が事務職につながっているケースもあり、様々な問い合わせを担当部署に振り分ける作業もありますよ。
【事務職の仕事内容4】データ入力
事務職の仕事4つ目は『データ入力』です。データ入力とは、パソコンで「数字」や「文字」を打ち込んでいく作業。扱うデータは会社や部署によって様々です。たとえば、売上データ、商品の在庫に関するデータ、商品の価格データなどが代表的ですね。
【事務職の仕事内容5】雑務
事務職の仕事5つ目は『雑務』です。雑務に関しては備品の発注や管理。郵便物の発送・仕分けなど会社によってバラバラです。
高卒事務職の種類3つ
次に事務職の種類をご紹介します。主な種類は以下の通りです。
一般事務
事務の種類1つ目は『一般事務』です。一般事務とは、一般企業の事務仕事のこと。主に書類のファイリングをしたり、パソコンを使ってデータ入力をしたりなど、皆さんが「事務職」と聞いてイメージするような仕事内容がメインになります。一般事務は未経験でも取り組める作業が多いため、未経験者歓迎の求人がたくさんありますよ。
営業事務
事務の種類2つ目は『営業事務』です。営業事務は、営業職の人たちのサポートをする仕事。主に見積書や発注書の作成・発送、商品の在庫や発送の管理などを行います。また、会社によってはプレゼンテーション資料作成を手伝うこともありますよ。
経理事務
事務の種類3つ目は『経理事務』です。経理事務とは、企業のお金を管理したり、入出金の流れを記録したりする仕事。主に日次業務として、その日の現金や預金の動き、残高の確認などを行います。また、企業の社員が消耗品の購入費用や交通費などを建て替えた場合の対応なども、経理事務の仕事になりますよ。経理事務は、事務の中でも特に「数字を扱うスキル」が求められますよ。
医療事務
病院経営に欠かせない存在の医療事務。
病院の数だけ求人があるため、かなり求人数が多く、医療に関する専門的な知識を求められる事務職です。
主な仕事内容は、病院やクリニックでの受付やレセプト作成業務、保険証の確認や簡単な処方箋の説明から会計まで行います。
また、患者のカルテを元に医療費の計算を行うため、専門的な知識が必要とされます。
医療事務に関しても専門的な知識が求められるため、他の事務職よりも平均年収が高かうなっています。
総務事務
総務事務は一般事務とほとんど似たような事務職ですが、社員が円滑に業務に取り組めるよう過ごしやすい環境を整えるのがメインの業務。
社内イベントや社員旅行などはすべて総務事務の仕事と言えるため、細かな段取りや企画力が求められます。
加えて、社内だけではなく社外の人ともかかわる機会が多いため、円滑なコミュニケーション能力が必要です。
社内・社外問わず書類を作成する業務が発生するので、基本的なパソコン操作は必須と言えるでしょう。
学校事務
学校の運営や経費精算などを行うのが学校事務の主な業務。
直接生徒と関わる機会がないものの、生徒から見れば先生と思われているケースもあるため、規律のある態度が必要です。
他の事務職に比べて比較的仕事量が少なく、残業もほとんど発生しないため、落ち着いて仕事をしたいという人におすすめの事務職です。
高卒の事務職で役立つスキル3つ
事務職への就職を考えている方は、以下のスキルを身につけておくといいでしょう。これらのスキルがあると即戦力として活躍できますよ!
オフィスソフトのスキル
事務職で役立つスキル1つ目は『オフィスソフトのスキル』です。オフィスソフトのスキルとは「エクセル」や「ワード」「パワーポイント」などを使いこなせるスキルのことを指します。オフィスソフトのスキルは、事務職に必要不可欠。これらのスキルがないと「資料作成」や「データ入力」などの基本的な仕事ができません。ですので、事務職への就職を本気で考えるのであれば、オフィスソフトを使いこなせるようにしておきましょう
タッチタイピング
事務職で役立つスキル2つ目は『タッチタイピング』です。タッチタイピングとは、文章を入力するときなどに手元を見ずにキーボードを打つこと(ブラインドタッチともいいます)。事務職は日常的に「データ入力」や「書類作成」を行います。ですので、タッチタイピングができないと作業効率が悪くて、同僚に迷惑をかけてしまう可能性があります。事務職への就職を本気で考えるのであれば、タッチタイピングはできるようにしておきましょう。
Googleのツールを使いこなすスキル
事務職で役立つスキル3つ目は『Googleのツールを使いこなすスキル』です。近年はオフィスソフトではなく「Googleドキュメント」や「スプレッドシート」で資料作成をする企業が増えております。ですから、オフィスソフトのスキルに加えて、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートも使いこなせるように練習しておきましょう。なお、Googleドキュメントとは、Google社が提供しているワープロソフト。Googleスプレッドシートは、Google社が提供している表計算ソフトですよ。
高卒の就職|事務職で役立つ資格3選
事務職への就職を考えている方は、以下の資格を取得するといいでしょう。資格を取得すると履歴書に書けますので、書類通過率がアップしますよ!
MOS
事務職で役立つ資格1つ目は『MOS』です。MOSとはMicrosoft Office Specialistの略称で、ワードやエクセル、パワーポイントといったマイクロソフトオフィス製品の活用スキルを証明する資格。MOSは、民間資格になりますが、基本的なパソコンスキルを証明できます。ですので、MOSを取得するだけで「オフィスソフトのスキル」があることを証明できます。
日商簿記
事務職で役立つ資格2つ目は『日商簿記』です。日商簿記検定は、日本商工会議所・各地商工会議所が実施する検定の中で、簿記に関する知識・技能を検定する資格。「原価計算初級」「簿記初級」「1級」「2級」「3級」に分かれております。日商簿記は公的資格になりますが、お金の動きを把握する力(会計スキル)を証明できます。ですから、経理事務への就職でとっても役立ちますよ。
ビジネス文書検定
事務職で役立つ資格3つ目は『ビジネス文書検定』です。ビジネス文書検定とは、実務技能検定協会が主催する民間の検定試験。難易度別に1~3級まであります。事務職に就くと、社内・社内を問わず、たくさんの提出書類を作成することになります。ですので、ビジネスメールのやり取りに不安のある方はこの検定を受けておくといいでしょう。
事務職に向いている高卒の特徴
事務職の種類・就職に有利な資格が分かったところで、ここからは事務職に向いている人の特徴を紹介していきます。
自分が事務職に向いているのか、一つの判断基準にしてみて下さいね。
コミュニケーションスキルが高い人
事務職というと地味で誰とも関わらずに、仕事をしていくイメージを持つかもしれませんが実際は真逆です。
社内の様々な人と関わる機会が多いため、円滑にコミュニケーションが取れるスキルが必要とされています。
また、関わる人は社内だけではなく当然社外の人とも接する機会が多いため、ビジネスマナーなども重要。
どんな状況でも明るく柔軟に対応できる人が事務職に適任と言えます。
パソコン業務が苦にならない人
事務職のほぼすべての業務はパソコンを使用して行います。
そのため、一日中デスクに座ってパソコン業務をするのに抵抗を感じてしまうと、事務職に向いているとは言えません。
また、Word・Excel・PowerPointなどのソフトを頻繁に使用するため、一定以上のPCスキルが求められるでしょう。
PC操作が抵抗なく行えて、一定以上のPCスキルを持っている人が、事務職にピッタリの適性と言えます。
事務職は研修制度が充実しております
事務職には研修制度が充実している求人がたくさんあります。なぜなら、事務職の求人は長期キャリア形成という観点から募集している場合が多く、育てる環境がしっかりと整っているからです。なので、上述した「スキル」や「資格」がなくても心配いりません。しっかりと研修を受けてから業務に取りかかれますよ。事務職に就職したい方は「自分には無理かも…」と余計な心配はせず、自信をもって応募しましょう。
まとめ
では、これまでの内容をまとめると
高卒の就職|事務職とは?
高卒の就職|男性でも事務職に就けます
高卒の就職|事務職の仕事内容とは?
高卒の就職|事務職の種類3つ
高卒の就職|事務職で役立つスキル3つ
高卒の就職|事務職で役立つ資格3選
高卒の就職|事務職は研修制度が充実しております
以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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求職者の想いや理想を理解し、しっかりと寄り添うことを意識したうえでサポートすることを心掛けています!
関西大学法学部法学政治学科を2015年3月卒業し、大手金融に新卒として入社。
その後ベンチャー企業での部門責任者やIT企業でのカスタマーサクセスを経て国家資格キャリアコンサルタントを取得し現在はNexilでキャリアアドバイザーを務める。
資格