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ENFJ(主人公)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

ENFJ(主人公)向いてる仕事は、高いリーダーシップや共感力を活かして多人数をまとめ上げるような仕事です。

一見するとキラキラした仕事が似合うと思われやすい性格タイプですが、実は大勢の前に出ること以外にも向いてる仕事があります。

こちらの記事では、ENFJ(主人公)に向いてる仕事や業種、向いていない仕事や、ENFJ(主人公)の傾向にあった強み弱みの活かし方を解説していきます。

ぜひ就職活動や普段の仕事に役立ててください。

MBTI診断に関する記事はこちらから:【MBTI診断】流行りのMBTI診断とは?適職ごと16タイプを解説!

 

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目次

ENFJ(主人公)の人とは?

ENFJ(主人公)の人とは?

ENFJ(主人公)タイプとは、最近受検者が増えている「16 Personalities性格診断」の診断結果の一つです。

ENFJ(主人公)タイプに向いてる仕事をご紹介する前に、まずはENFJ(主人公)タイプがどんな性格の特徴を持った人なのかについて解説します。

ENFJの16 Personalities性格診断とは?

まずはじめに、「16 Personalities性格診断」とはどういった診断なのかについて解説します。

「16 Personalities性格診断」とは、物事に対する興味や関心の方向性の傾向を回答することで、自分の本質的な性格のタイプを探ることができる性格診断テストです。

会員登録や課金などをしなくても受検でき、計60問程度の簡単な質問に選択形式で回答していくことにより、性格上の強みや弱みをすぐに知ることができます。

自分も分かっていなかったような深層心理が分かることもあり、就職活動や転職活動における自己分析として活用する人も多くいます。

なお、「16 Personalities性格診断」では具体的に以下のような質問が出されます。

  • 様々な面白そうな事柄について探求するために、多くの空き時間を費やす
  • 代替案の代替案を考えることが多い
  • 社交の場では自ら進んで新しい人に挨拶しにいくことはほとんどなく、すでに知っている人と話すことが多い。

このような問いに対し、「同意する」「同意しない」を7段階の中から次々と選択していくことにより、自分の性格傾向が表示されます。

また、「16 Personalities性格診断」における診断結果は必ずアルファベット4文字で表現されますが、これは以下の4つの指標×2つのタイプのどちらかの組み合わせを表しています。

興味・関心の方向 内向型(I) 外交型(E)
物事の見かた 感覚型(S) 直観型(N)
判断のしかた 論理型(T) 感情型(F)
物事への姿勢 判断型(J) 知覚型(P)

この組み合わせは全部で16通りあることから、「16 Personalities性格診断」という名前になっています。

また、「16 Personalities性格診断」と似て非なる診断として、「MBTI(エム ビー ティー アイ/Myers-Briggs Type Indicator)」というものがあります。

「MBTI」は世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた絵視覚検査で、公式サイトによれば『16 Personalities性格診断とMBTIは全く別のものであり、INTPやENFPなどアルファベットで性格タイプを表しているのはMBTIを真似たもの』とされています。両者を混同しないようにしましょう。

なお、この記事は「16Personalities性格診断」に依拠して解説をしていきます。「MBTI」について知りたい場合は、日本MBTI協会の発信を参照してみてください。

一般社団法人 日本MBTI協会

ENFJ は何の略?意味は?

「16 Personalities性格診断」におけるENFJ(主人公)タイプについて、より詳しく解説します。

ENFJ(主人公)というのは、「16 Personalities性格診断」の指標上、以下の性格類型を表す性格です。

  • 興味・関心の方向…外交型(E)
  • 物事の見かた…直観型(N)
  • 判断のしかた…感情型(F)
  • 物事への姿勢…判断型(J)

このことから、ENFJ(主人公)タイプとは、外交型・直観型・感情型・判断型の4つの性格的な特徴を持ったタイプということになります。

ENFJ(主人公)の性格的な特徴

ENFJ(主人公)タイプの性格的な特徴としては、その名前の通り、物語の主人公のようなカリスマ性を持っているということが挙げられます。

生まれつきリーダーシップを発揮してきたことから、人をまとめて先導を切っていったり、何かを成し遂げたいという強い意思を発揮したりと、組織を束ねていく上で不可欠な素養を持っています。

また、サポート意識も非常に高く、周囲に困っている人がいると率先して手を差し伸べようとするのも特徴です。ただ、時折相手のためにならないアドバイスをしてしまうといった弱みも持っています。

総じて外交的で明るく快活な人が多い傾向にある性格タイプのため、コミュニケーション能力が高く、会社に一人いるだけでも雰囲気が一気に明るくなるような存在になることが多いとされています。

ENFJ-AとENFJ-Tの違い

ENFJ(主人公)タイプは、その中でも「ENFJ-A」と「ENFJ-T」の二つのタイプに細分化することができます。ハイフンの後につく「A」については自己主張型を表していて、「T」については慎重型を意味しています。

「ENFJ-A」タイプは自己主張型となりますので、元々発言力の強いENFJ(主人公)タイプの中でも特に自分の意見を声高に主張し、非常に強い力で周囲を引っ張っていく傾向にあります。

また、ポジティブ精神が強いため、ちょっとのストレスを受けてもすぐに立ち直ってしまいます。まさに主人公気質の性格傾向と言えるでしょう。

一方、「ENFJ-T」タイプは慎重型となりますので、頼れる人間性ではあるものの、比較的裏から誰かをサポートするといった軍師のような振る舞いをする傾向にあります。

意思表示は「ENFJ-A」タイプに比べると少ないですが、主張すべきところではしっかり自分の意思表示を行うという点で周りからの信頼も厚い存在でしょう。

しかし、「ENFJ-T」タイプは慎重であることに加えてネガティブに物事を捉える傾向にもあるため、他人が着いてこなかったり、取りまとめることが上手くいかなかったりするとすぐに落ち込んでしまいます。

メンタルのセルフケアを上手くできないと、せっかくのカリスマ性を発揮できなくなりますので、自己管理が大切な性格タイプと言えるでしょう。

ENFJ(主人公)タイプの意味や特徴については以下の記事で詳しく解説しています。

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ENFJ(主人公)に向いてる仕事15選

ここからは、ENFJ(主人公)タイプに向いてる仕事を15選にしてご紹介します。

それぞれ大まかな仕事内容と、どういった点がENFJ(主人公)タイプの性格とマッチしているのかについても解説しますので、仕事選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。

イベントプランナー [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 1/15]

イベントプランナーとは、オフライン/オンラインを問わず、イベントの企画から運営までを担う仕事です。

「こんなイベントをやりたい」という話を受け、具体的な催しの企画や会場の選定、集客対象や方法の具体案の設計、当日の運営体制の整備などを一通りディレクションすることもあります。

これらの仕事をするだけでも、会場の管理会社やイベントを進行する司会者、マスコミへのやり取りなどとにかく様々な人と連絡を調整することになりますので、ENFJ(主人公)タイプのリーダーシップを強く活かすことが可能です。

自分が中心となって物事を進めていけるため、特に決断力のあるENFJ(主人公)タイプの人に向いてる仕事と言えます。

営業 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 2/15]

営業職は、企業や個人に対して商品やサービスを提案し、契約してもらう仕事です。業務では常に社内外問わず誰かしらとコミュニケーションを取ることになりますので、ENFJ(主人公)タイプのコミュニケーション能力が存分に活かせるでしょう。

また、特に企業に対してアプローチするような営業職の場合、相手の企業を率先して変えていくという意識が必要になることもあるので、ENFJ(主人公)タイプの強いリーダーシップも強みとなります。

会社によっては泥臭くテレアポをしていくケースもありますが、どのような種類の営業職であっても、明るくポジティブに相手と交流できるENFJ(主人公)タイプの人は実績を残せるはずです。

人事 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 3/15]

人事は社内外問わず、会社の「人」に関する業務を担う仕事です。

社内で言えば、社員の評価制度を設計したり、適切な人事制度の設計から通達まで行ったりしますので、多くの従業員の働く環境を変える仕事になります。

そのため、業務を進めていく上ではENFJ(主人公)タイプの強いリーダーシップが不可欠と言えるでしょう。

また、社外の主な業務としては採用活動が挙げられます。まさに人事は会社の顔とも言えますので、人事のスキルによって採用が上手くいくかどうかが変わってきます。

採用活動においては、求職者に対して高い共感性を提示することで、多くの会社の中から自分の会社に入社を希望してもらえるようになります。採用活動においても、ENFJ(主人公)タイプの強みを存分に活かせますので、人事職は向いてる仕事と言えます。

パーソナルトレーナー [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 4/15]

パーソナルトレーナーは、会員のトレーニング計画をマンツーマンで作成し、計画に沿って会員が望んだ体形になることをサポートする仕事です。

筋トレを主としたパーソナルトレーナーがメジャーですが、スポーツ業界では選手のメンタルケアを主としたメンタルトレーナーや、ケガから回復させることを目的としたメディカルトレーナーといった種類の仕事もあります。

ENFJ(主人公)タイプの高いサポーター意識が活かせる仕事であり、「○○さんが変わるために頑張りたい」という気持ちで業務に向き合えるため、やりがいを持って働ける日々が過ごせるでしょう。

ただ、パーソナルトレーナーとしてしっかり実績を残していくためには資格が必要になることもありますので、勉学にも力を入れる必要がある点には注意してください。

介護職 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 5/15]

介護職は、介護が必要になった高齢者や患者に対して身体介助を行う仕事です。老人ホームや訪問介護、医療機関など様々な場所で働くことが可能です。

業務自体は基本的に全てが肉体労働となりますが、そのどれもが誰かを助ける仕事となっていますので、ENFJ(主人公)タイプの献身的な姿勢がフィットしていると考えられます。

心をこめて介護することで、利用者から感謝の言葉をもらうことも多々あるため、日常的にやりがいを感じられる仕事と言えるでしょう。

これからも少子高齢化社会は続いていく見通しですので、仕事としての需要が高いのもポイントです。肉体労働に拒否感がないという人は、いくつか求人を見てみてもいいかもしれません。

プロジェクトマネージャー [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 6/15]

プロジェクトマネージャーは、クリエイティブ制作やシステム開発など、プロジェクトで何か業務を進めていく上で全体の進行管理や品質担保を担う仕事です。

具体的には、クライアントの要望を叶えられるプロジェクトのゴールを設定し、人員の調達やスケジュールの管理を行い、納期通りに求められたクオリティの成果物を納品するための調整業務を主に業務として行います。

プロジェクトは複数人で構成されることになりますので、まさにENFJ(主人公)タイプのリーダーシップを強く活かせる仕事と言えます。

むしろリーダーシップがないとプロジェクトマネージャーとして活躍することは不可能ですので、必須スキルとも言えるでしょう。

青年海外協力隊 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 7/15]

青年海外協力隊とは、アフリカなどの途上国にボランティアとして派遣され、現地のあらゆる事業に協力する仕事です。

支援内容は幅広く、防災・災害対策や上下水道の整備、スポーツ指導など、現地の人が生き生きと生活していくために必要なことを率先して行っていきます。

なお、「青年」とありますが、20歳から39歳までの日本人であれば性別に関係なく応募することは可能です。

献身的な姿勢と現地人をまとめるリーダーシップが求められるので、ENFJ(主人公)タイプの強みは十分に活かせます。ただし、毎月の支給額は8万円〜13万円程度と決して高くはありませんので、お金を稼ぐという目的で働くのにはあまり向かない仕事です。

教師 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 8/15]

教師は、小学校や中学校などの学校に勤め、生徒に対して勉強を教える仕事です。勉強を教えられるだけの高い学力だけでなく、生徒をまとめられるようなリーダーシップも求められることから、ENFJ(主人公)タイプの人に向いてる仕事と言えます。

特に学校の教師は、社会のルールなど性格的な面での指導も必要になってくることから、共感性のあるコミュニケーションも大切になります。

ENFJ(主人公)タイプの人は人の価値観を変えるようなコミュニケーションも得意領域ですので、ただ勉強を教えるだけではなく、生徒にとって本当に価値のある教師として活躍していけるでしょう。

外交官 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 9/15]

外交官とは国家公務員の一種で、諸外国との交渉や交流、分析や邦人保護活動などを業務として担う仕事です。

業務では常に外国語を使うことになりますので、高い語学力が求められることはもちろん、日本の代表として諸外国とやり取りをすることになることから、リーダーシップを活かすことが不可欠です。

また、交流することそのものが業務とも言えるため、ENFJ(主人公)タイプの高いコミュニケーション能力も素養として活かせるでしょう。

ただ、外交官になるには人事院が行う採用試験に合格する必要があり、試験難易度が非常に高いという点はあらかじめ知っておく必要があります。

医者 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 10/15]

医者は、医療行為を用いて患者の容態を回復へと持っていく仕事です。高い知識が求められるのは当然のことながら、医者としての素養として献身性や他者をサポートする意識が強く求められます。

ENFJ(主人公)タイプの人は困っている人に対して躊躇なく手を差し伸べることができますので、医者としての素養に恵まれていると言えます。

ただ、医療現場においては判断を少しでも誤ると患者の命に関わるようなこともあります。ENFJ(主人公)タイプの人は判断が遅い傾向にありますので、そのような弱みが深層的には存在していることを認識しておく必要があるでしょう。

政治家 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 11/15]

政治家は、我が国がより良い未来を迎えられるように検討や議論を行い、政策や法律の策定を行う仕事です。

知っての通り、政治家になるためには選挙に当選する必要があります。当然ながら選挙活動については高いカリスマ性やスピーチスキルが求められることになりますので、ENFJ(主人公)タイプの長期的なビジョンを語る長所を活かすことが可能です。

また、政治家は国の代表として政策を進めていく仕事ですので、リーダーシップは不可欠となります。誰かに働きかけ、誰かを動かすといった毎日を過ごすことになるため、強い信頼感を与えられる存在である必要があります。

この点も、ENFJ(主人公)タイプに向いてる仕事の理由と言えるでしょう。

社会福祉士 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 12/15]

社会福祉士とは、福祉サービスの利用者やこれから利用したいと考えている市民からの相談を受け付け、日常生活をスムーズに送るための支援を行う仕事です。

それだけでなく、地域福祉をより良いものにしていくため、福祉課題を総合的に捉えて施策検討やネットワークの構築を行うなど、非常に公共性が高い仕事と言えるでしょう。

福祉サービスに従事する仕事となりますので、当然ながら高い献身性やサポーター適性が必要になりますが、ENFJ(主人公)タイプの強みとマッチしているため、向いてる仕事として捉えることができます。

ちなみに、同じような仕事としては、「ケースワーカー」なども挙げられます。

スポーツ指導者 [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 13/15]

スポーツ指導者は、サッカーや野球などのスポーツを他人に教えてチームを強くする仕事です。

特に優れた実績などを持っている人がスポーツ指導者となるケースが多いですが、指導するチームのレベルにおいては、そのスポーツの経験者というだけでも就くことが可能です。

スポーツを教えることは単純に見えて難しいのが現実です。選手は一人一人スキルの習得傾向が異なりますので、その人に共感されるような教え方をしない限りパフォーマンスは伸びることがないでしょう。

ENFJ(主人公)タイプの人であれば、高い共感性を持ってコミュニケーションが取れるため、短時間で選手を成長させることもできると考えられます。

キャリアカウンセラー [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 14/15]

キャリアカウンセラーとは、転職や就職を考えている個人の悩みや考えをカウンセリングし、その人に合った求人を紹介する仕事です。

主に人材会社に勤めるケースが多いですが、ある程度スキルや営業力があるキャリアカウンセラーであれば、独立して求職者の支援を行うケースも見られます。

就職や転職活動は人生を左右するアクションですので、普通のカウンセリングをしているだけではなかなか求人に応募をすることはありません。高い共感性のあるカウンセラーとして活躍することが必要です。

高い共感性のある話し方はENFJ(主人公)タイプの強みの一つですので、存分に長所を活かして業務を進められるという点で向いてる仕事と言えるでしょう。

組織開発コンサルタント [ENFJ(主人公)に向いてる仕事 15/15]

組織開発コンサルタントとは、会社組織の体制を整えたり、コミュニケーションの悪い職場環境を改善したりする上で、適切な調査分析から施策提案を行う仕事です。

いわゆるコンサルティング職の一つとなりますので、高い分析能力や思考力が求められます。加えて、組織開発という人の心が関わってくる領域となることから、多くの人に共感される施策を提示する必要があります。

まさにENFJ(主人公)タイプの高い共感性を強みとして活かせる仕事となります。

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ENFJ(主人公)には向いてる業種

ENFJ(主人公)タイプの人には、向いてる仕事だけでなく、向いてる業種にも傾向が見られます。

ここでは、特にENFJ(主人公)タイプの人に向いてる業種について4つご紹介します。向いてる仕事と合わせて参考にしてみてください。

①教育業

教育業界には、以下のような業種が含まれています。

  • 教育業界…教師、学習塾業界、企業向け研修業界、リスキリング業界、教材業界

ENFJ(主人公)タイプの人は困っていたり悩んでいたりする人に対し、優しく手を差し伸べられるといった強みを持っていますので、勉強が分からないと悩んでいる生徒や受講者に対して丁寧に物事を教えられるという点で向いています。

また、最近では教育業として「リスキリング」が注目されています。リスキリングとは、大人の学び直しとも言われており、ある程度年齢を重ねた人が新しく何かを学ぶことで、自身のキャリアの成長や変化に活かすことを指しています。

これから更に教育の需要は伸びていくことが予想されますので、特定分野である程度知識を持っているという人は求人を検索してみてもいいかもしれません。

②人材サービス業

人材サービス業界には、以下のような業種が含まれています。

  • 人材サービス業界…人材派遣業界、人材紹介業界、求人広告業界、人材コンサルティング業界

どのような業界であっても「人」が常に関わることになりますので、ENFJ(主人公)タイプの強みである、他人を意識的に動かせるような共感性の高さが発揮できるでしょう。

また、時には求人募集している企業に対して組織体制を変えるような提案もすることがあります。その場合は、ENFJ(主人公)タイプの長期的なビジョンを伝える力が活かせます。

人材サービス業界で募集される求人としては、営業やコンサルタントといった顧客折衝をメインとしたものが大半です。就職を希望する場合は、一定以上のコミュニケーション能力が求められることも合わせて認識しておきましょう。

③社会福祉業

社会福祉業界には、以下のような業種が含まれています。

  • 社会福祉業界…児童福祉業界、老人福祉業界、介護業界、障害者福祉業界

社会福祉サービスを利用するような人を相手に仕事をするのが、社会福祉業界で勤める人たちです。

一般的に社会福祉サービスを利用する人は、幼い子どもや老人、身体に不自由がある人など困っているケースが大半ですので、ENFJ(主人公)タイプの献身性を発揮することができます。
また、時には心を落ち込ませている人に対するメンタルケアといった業務も行うことがありますので、相手に共感してもらえるような話し方をすることも求められます。

ENFJ(主人公)タイプの人は相手に納得してもらったり、心を落ち着かせるようなコミュニケーションに強みがありますので、職員として活躍することが十分に可能でしょう。

④ビジネスコンサルティング業

ビジネスコンサルティング業界には、以下のような業種が含まれています。

  • ビジネスコンサルティング業界…戦略系コンサルティング業界、シンクタンク業界、人材系コンサルティング業界、ITコンサルティング業界、総合系コンサルティング業界

ビジネスコンサルティング業界では、どのようなポジションであっても課題解決のために高い知力や思考力が求められます。

それだけでなく、最終的にクライアントに提案する解決施策について、論理性を持って納得してもらう必要があるため、地頭の良さ以外にも共感性の高いコミュニケーションスキルも重要です。

コミュニケーション能力を活かし、多人数を主導することにENFJ(主人公)タイプは強みを発揮できますので、やる気と能力があれば高い収入が稼げるビジネスコンサルティング業界にも就職できるかもしれません。

ENFJ(主人公)には向いてない仕事

ENFJ(主人公)タイプの人は、優れたコミュニケーション能力を発揮して複数人をまとめ上げたり、困っている人に手を差し伸べたりすることに強みがありますが、一方で人と何かを進められないような仕事には向いていません。

具体的に言うと、以下のような仕事だとENFJ(主人公)タイプの人は強みを発揮できないため向いていないと考えられます。

  • ①人との関わりが少ない仕事
  • ②細かいデータや数字を扱う仕事
  • ③単調で反復的な仕事

それぞれ詳しく解説していきます。

①人との関わりが少ない仕事

ENFJ(主人公)タイプの人が仕事で真価を発揮できるのは、他人とコミュニケーションを取って業務を進められるような状況になります。そのため、そもそも人と関わることが少ない仕事では、実績が出しにくくなるので向いていないと考えられます。

具体的には、以下のような仕事は人との関わりが少ないためENFJ(主人公)タイプには向かないでしょう。

  • ITエンジニア
  • 研究開発職

これらの仕事は基本的に人以外と向き合う時間が大半のため、同僚とコミュニケーションを取ることはあっても、対話によって業務を進めていくといったことは比較的少ない傾向にあります。

ENFJ(主人公)タイプのせっかくの強みが活かせないだけでなく、人と話す機会が少ないことでストレスを感じてしまうかもしれません。

②細かいデータや数字を扱う仕事

ENFJ(主人公)タイプの人は、ビジョナリーな視点で物事を語る傾向にあります。そのため、物事を抽象度高く大枠で捉えて会話することに長けている反面、細かな数字やデータを扱うような仕事には弱みがあります。

数ある仕事の中でも、特にデータや数字に細かい仕事を挙げると以下のようなものがあります。

  • データアナリスト
  • 会計
  • 経理

これらの仕事は常に数字やデータとにらめっこして業務を進めていかなければなりませんので、比較的狭い視点で物事を考えていく必要があります。

また、細かい作業が多く、少しでもデータの取り扱い方を間違えてしまうと、アウトプットが大きくずれることになることにも注意が必要です。

加えて、先ほど解説したようなコミュニケーション量が少ない仕事でもあることから、ENFJ(主人公)タイプの人には総じて向いていない仕事と言えるでしょう。

③単調で反復的な仕事

ENFJ(主人公)タイプの人は常に新しい刺激を求める傾向にあります。どれだけ困難な壁に当たったとしても、仲間と協力して乗り越えることにやりがいを感じるともされています。

したがって、その逆である単調で反復的、変化がないような仕事をしているとストレスを抱えてしまうリスクが高まると考えられます。

具体的には、以下のような仕事には向かないでしょう。

  • 工場作業員
  • 郵便配達員

これらの仕事は毎日決められた作業を、決められた手順に従って正確に行うことが求められます。、ENFJ(主人公)タイプの人が就職するとやりがいを感じられないかもしれません。

また、ENFJ(主人公)タイプの人は、自分が経済的にレベルアップしていくことに幸福感を覚える傾向にもあります。

単調で反復的な仕事は給料が低い傾向にあるので、日々の幸福感も感じにくい可能性もあります。

その他

ENFJ(主人公)タイプの強みや弱みを鑑みると、以下のような仕事にも向かないと考えられます。

  • 物流ドライバー
  • コールセンター

物流ドライバーは、業務中常に一人で車を走らせることになりますので、人とのコミュニケーションが物理的に取れません。加えて、反復的な仕事でもあることから、ENFJ(主人公)タイプの強みを活かせる機会が極端に少ないです。

コールセンターについては、誰かとコミュニケーションできるという良さはあるものの、基本的にマニュアル通りの受け答えとならざるを得ないため、同じくENFJ(主人公)タイプの強みが活かしづらいでしょう。

ENFJ(主人公)に向いてる仕事を見つける方法

自分に向いてる仕事を見つけるには、ただ求人票を眺めているのではなく、個人個人の性格に合った仕事の見つけ方をすることが大切です。

ここでは、ENFJ(主人公)タイプの人が、自分に向いてる仕事を見つけるためにやっておきたいおすすめの行動を3つご紹介します。

①なるべく多くの社会人と話す

百聞は一見に如かずという言葉があるように、ネットだけで調べられる情報には限界があります。ENFJ(主人公)タイプの優れたコミュニケーション能力を活かし、できるだけ多くの社会人と話すのがおすすめです。

これは友人や親など身近な人でも問題ありません。様々な仕事の楽しいところや大変なところ、やりがいを直接ヒアリングすることにより、短期間で効率よく情報収集をすることができます。

特に生の声として拾っておきたいのが、「就職・転職活動で失敗したと思っていること」です。

やはり仕事選びは人生を大きく左右するものですので、できるだけミスをしないよう心がけたいところです。先人のしくじりを直接聞き、キャリアや仕事についての知見を深めることを意識してみてください。

②固定のメンターを持つ

ENFJ(主人公)タイプの人は、コミュニケーションが得意であるものの、誰かに言われた言葉を変に勘繰ってしまい、決断が遅くなる傾向があります。

人によっては、転職活動のために多くの人から意見を収集してしまうと、どの仕事が自分に向いてるのかの判断が逆につかなくなってしまうことも考えられるでしょう。

自分は優柔不断な性格だと感じているENFJ(主人公)タイプの人は、できるだけ決まったメンター(相談相手)を決めて、意思決定のスピードを少しでも早めることを意識してみてください。

具体的には、学生時代に最も仲が良かった人や信頼できる先輩など少人数に絞って、仕事探しのアドバイスを受けることがおすすめです。

③会社の理念に注目する

ENFJ(主人公)タイプの人は、ビジョンや理想、価値観を重視して仕事選びをすることがおすすめです。そのためにも、会社の掲げている理念を調べつつ求人を探すようにしましょう。

従業員と経営陣のコミュニケーションが上手く行っている企業であれば、会社の理念が形骸化するようなことはなく、働く上で重要な意思判断の軸として浸透しているはずです。

基本的には会社のホームページの「企業情報」や「採用情報」などを見れば、会社の理念が確認できます。ただ、面接において会社の志望理由として「会社の理念に惹かれた」と伝えても、面接官には評価されにくい点には注意が必要です。

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ENFJ(主人公)がマッチする職場環境

ストレスなく活き活きと働くためには、仕事だけでなく性格的にマッチしている職場に就職することが大切です。

ここでは、ENFJ(主人公)タイプの性格を加味した上で、マッチする職場環境を3つご紹介します。

①対人能力が活きる職場

やはりENFJ(主人公)タイプの人はコミュニケーションを取ることに圧倒的な強みがありますので、対人能力を活かせる職場はマッチしていると言えます。

  • 対話によって業務を進めていくことが当然
  • 役職や年齢に関係なく意見を言い合える社風
  • 社員同士のコミュニケーションが活発

対人能力は苦手としている人が多いスキルでもあります。同時に、どのような仕事であってもコミュニケーションは不可欠ですので、ENFJ(主人公)タイプの対人能力の高さは明確な武器として活かせます。

上記のように、対話することが毎日多いような職場だと、自分らしくのびのびと働くことができるでしょう。

②野心的な目標を目指す職場

ENFJ(主人公)タイプの人はビジョナリーなことを語ることと同じくらい、ビジョナリーな目標に向かって突き進むことで高いモチベーションを維持できます。

そのため、野心的な目標を掲げて成長を目指している職場や会社とは考え方がマッチしていると言えます。

  • X年後にこの市場でNo.1になることを掲げている
  • 成長に繋がることであれば、どんな失敗も許容する文化が根付いている
  • 設立間もないベンチャー企業で、上場を視野に仕事をしている

野心的な目標やビジョンを明確に定めている会社は、基本的にそのことを会社のホームページに記載しています。

もし上記のような職場を探したいのであれば、求人票と合わせて企業ホームページを確認した上で応募をするのがおすすめです。

③社会的な貢献度の高い職場

ENFJ(主人公)タイプの生粋のサポーター性質を活かすのであれば、社会的な貢献度が高い職場がマッチします。

  • 会社の利益だけでなく、取引先の利益も考えられる風土
  • 社会福祉サービスを担っている
  • 社会的なインフラサービスを提供しているという自覚を従業員全員が持っている

主に社会福祉系の会社が該当しますが、例えば営業会社であっても自社の利益のことしか考えていない会社もあれば、取引先や社会に対する影響を常に考えている会社もあります。

求人を探す際は、その企業がどれだけ社会貢献を意識しているかを知るために、企業ホームページや決算説明資料を読むと良いでしょう。

ENFJ(主人公)の強み

ENFJ(主人公)タイプの主な強みとしては、以下の3点が挙げられます。

  • ①高い共感力
  • ②リーダーシップ
  • ③長期的なビジョン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①高い共感力

ENFJ(主人公)タイプの人は、他人に寄り添う力に非常に長けています。「この人はどうして怒っているのだろう」「どうしたら相手に協力してもらえるか」などを探る洞察力を発揮することが可能です。

その高い共感力を活かし、仕事やプライベートにおいて強力なサポーターとして一目置かれる存在となれるでしょう。

特に共感力が求められるタイミングとしては、相手と交渉する時が挙げられます。自分はこうしたいが相手は違うことをしたいと思っている時、どれだけ自分の意見が正しかったとしても一方的に押し付けていては相手は考えを変えてくれません。

自分の主張を活かしながら、相手の意向も汲み取って交渉するには、人の心情に共感できる力が必要になります。

共感力は複数人で業務と向き合う仕事であればどんな仕事でも求められるスキルの一つです。そのため、ENFJ(主人公)タイプの人は幅広い仕事で活躍していけるでしょう。

②リーダーシップ

ENFJ(主人公)タイプは「主人公」という名称がついている通り、大勢の人をまとめ上げてなにかを成し遂げることが得意です。

性格傾向として、常に自分ではなく他人の利益を追求できる利他的なタイプです。他の人にチームメンバーが攻撃されようとも自ら率先して誰かのために声を上げることができる性格なので、非常に良い人間関係を築きやすいでしょう。

また、誰かのために何かができることそのものに幸福感を覚える傾向にもあるため、困っている人に手を差し伸べる仕事との相性が良いのも特徴です。

③長期的なビジョン

ENFJ(主人公)タイプの人は、自分なりのポリシーや信念を持っている傾向にありますので、現実主義というよりはビジョナリーな思考の持ち主と言えます。

特にここ数年ではなく、数十年単位での長期的な自分なりのビジョンを持つ人も多く、どれだけ今が大変であっても将来のありたい姿のために全力で物事に挑戦できるという強みを持っています。

通常、長期的なビジョンは夢物語と受け取られがちですが、ENFJ(主人公)タイプの人は高い共感性やリーダーシップを同時に発揮することができるため、ビジョンを現実に落とし込むことが得意です。

だからこそ、ENFJ(主人公)タイプの人には政治家や社長が多い傾向にあるのです。

仕事場での活かし方

ENFJ(主人公)タイプの強みを総合すると、圧倒的なコミュニケーション能力で多くの人をまとめ上げる業務に向いてると言えるでしょう。

そのため、営業など顧客と一対一で会話する仕事はもちろん、コンサルタントやプロジェクトマネージャーといった複数人とコミュニケーションを取る仕事でも長所を発揮できます。

ENFJ(主人公)タイプの強みを仕事で活かすのであれば、まずは何か新しい業務を任せられる人を募集していたら、率先して手を挙げることがおすすめです。

現代において、自分から進んで仕事を取ってくるような意欲ある社会人は比較的少ない傾向にあります。そのため、自ら手を挙げればリーダーとなって進められるプロジェクトを持つことができるでしょう。

もちろん仕事が来るまで待っているというやり方もなくはないですが、自分がリーダーとして進められる仕事になかなかありつけなくなってしまいます。

場合によっては数年レベルでリーダーシップを発揮できないまま仕事をしなければならなくなるため、ストレスの溜まる日々を悶々と過ごすことになるかもしれません。

まとめると、ENFJ(主人公)タイプの人はリーダーシップを活かすためにも、誰よりもバイタリティを持ってガツガツと仕事を受けていくスタンスが重要になると言えます。

就職や転職活動でのPR方法

就職活動や転職活動において、ENFJ(主人公)タイプの強みを自己PRするための例文を2つご紹介します。

 

例文1

私は、強いリーダーシップを発揮して物事に取り組むことが得意です。

学生時代にはイベントサークルで活動していたのですが、5つの大学を取りまとめていた主幹が突如大学を休学してしまい、プロジェクトを推進する人がいなくなってしまう事態に陥りました。

当時私は庶務を担当していたのですが、サークルに入って初めてのイベントだったのでどうしても成功させたいと思い、手を挙げてとりまとめのポジションで活動させてもらうことにしました。

はじめは当然ながらやるべきことが分からなかったので、これまでのいきさつを関係する大学の人たち一人一人に確認し、企画を進めていく上で何ができていなくて、どこにリソースを割くべきかの優先順位をつけることを意識しました。

そうしてタスクを洗い出し、それぞれ得意分野を持つサークルメンバーにも強力を依頼することも行いました。

多くの人を巻き込み、時には迷惑をかけることにもなってしまいましたが、無事にイベントを終えることができたのは、自分のリーダーシップを率先して発揮できたからだと考えています。

御社に入社しても、異なる立場の人と物事を進められるという強みを発揮し、成果を出していきたいと思っています。

 

 

例文2

私は困っている人をサポートし、改善に導いていくことを得意としています。

前職ではコールセンターでお客様の問い合わせに対応する仕事をしていました。

リーダーとして5名のスタッフを取りまとめながら業務を進めていたのですが、特に新しくジョインしてきたスタッフはクレームを受けて精神的に落ち込んでしまいやすい傾向があることを問題視していました。

会社の研修制度はあまり整っておらず、私も「クレームは慣れだから」とだけ言われてきた身ではありましたが、困っている人それぞれに、その人はどういったことに何故悩んでいるのかを丁寧にカウンセリングすることに努めました。

解決方法は人それぞれで、慣れで解決できた人もいましたし、横に私が着いているだけで安心して業務を行える人、徹底的にトークスクリプトを覚えて解決した人など、人をサポートするためにはさまざまな手段があることを学びました。

この強みを活かし、御社の営業職としても困っているお客様のため、徹底的に伴走することで、営業という枠を超えたビジネスパートナーとして活躍できる人材へと成長していきたいと考えています。

ENFJ(主人公)の弱み

ENFJ(主人公)タイプの人には、強みだけでなく以下のような弱みもあります。

  • ①過度な献身
  • ②決断が遅い
  • ③過度な理想主義

強みと弱みを知ることは、自己分析を進めていく上で不可欠です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

①過度な献身

ENFJ(主人公)タイプの人は高い共感性とコミュニケーション能力を武器に、あらゆる人のサポーターとして活躍できる反面、余計なお世話として相手から捉えられてしまうなど、過度に献身をしてしまう弱みがあります。

それだけでなく、誰かのための行動を優先し続けてしまうと、自分の時間が無くなることになるため、自身のタスクがいつまで経っても終わらない事態にも陥ることも考えられます。

相手が本当に困っていることは何か、自分が直接手を差し伸べなければならないことなのかを適切に判断できるようになれば、この弱みを克服できるでしょう。

②決断が遅い

ENFJ(主人公)タイプの人は相手のことを考えて行動できる性格のため、高い共感性を強みとしています。しかし、他人の考えを考慮しすぎることで、自分が次に取るべき行動の決断が遅くなってしまうという弱みに繋がるケースも考えられます。

全ての仕事に言えることではありませんが、基本的に仕事はスピードが重視される風潮があります。考え抜いて100%のものを出すよりも、多少粗くてもいいので60%程度のものを早めに出した方が望ましい成果に繋がりやすい傾向もあります。

ENFJ(主人公)タイプの人は、相手の気持ちを汲み取る強みは活かしつつ、自分を客観視することでスピード感を意識できるように行動を変えていくことをおすすめします。

③過度な理想主義

ENFJ(主人公)タイプの人は長期的なビジョンを打ち出すことができますが、一方で過度な理想主義者となってしまうこともあります。

特に実力が伴っていないにも関わらず、「この会社は将来こういうビジネスをしていくべきだ」などの理想論を語っていると、周りの人から白い目で見られてしまうこともあるでしょう。

ビジョナリーな視点は誰でも持てるようなものではないのでENFJ(主人公)タイプの強みとなりますが、自身の実力が不足していると感じているうちは、その理想は心に秘めておくことをおすすめします。

仕事場で注意すべきこと

仕事で注意すべきこととしては、自分がやろうとしていることが本当の意味で相手のためになる行為かどうかを自問することが挙げられます。

ENFJ(主人公)タイプの人は、放っておくとどんどん周囲の人に干渉していきます。それが物事を前に進めるきっかけになることもありますが、逆に相手を煩わせてしまうおそれもあります。

過干渉な人と思われないために、自分自身を誰よりも客観視することを意識してみてください。

就職や転職活動で損しないためのポイント

ENFJ(主人公)タイプの人が、特に採用面接の場で気をつけるべきは、あまりにも壮大すぎるビジョンを語ろうとしないことです。

面接でしばしば聞かれる質問項目として、「入社してから数年後、数十年後の自身のビジョンを教えてください」というものがあります。

もちろん明確なビジョンを答えられれば面接官からの評価を上げることができますが、現実とかけ離れているようなことを語りすぎてしまうと、「夢物語ばかり言う人」「口だけが達者な人」というネガティブな印象を与えかねません。

就職や転職活動で損をしないためにも、将来のことを語る時は理想論だけではなく現実的な視点も持って回答するようにしてください。

ENFJ(主人公)はどんな人と相性がいいの?

ここからは、ENFJ(主人公)タイプと相性のいい人の特徴を解説します。

仕事面①助け合いを大切にする同僚

ENFJ(主人公)タイプの人は、複数人でプロジェクトや業務に向き合う状況下で能力を最大限に発揮できます。そのため、同じく人と人との助け合いを重視する同僚とであれば、仕事を前に進めやすくなるので相性が良いです。

「16 Personalities性格診断」の結果で言えば、INFJ(提唱者)タイプです。この性格タイプは、ENFJ(主人公)タイプに比べて物静かではありますが、高い思考力によって周囲の人を勇気付けることに優れています。

同僚とコミュニケーションをとっていく中で、自分に対してアドバイスや勇気づける言葉を投げかけてくれるような人を見つけられたら、できるだけ一緒に行動するのがおすすめです。

仕事面②チャレンジ精神豊富な同僚

理想に向かって突き進むことのできるENFJ(主人公)タイプの人は、同じく高い目標に向かってチャレンジすることを楽しめる同僚と相性が良いです。

「16 Personalities性格診断」の結果で言えば、ENTP(討論者)タイプです。この性格タイプは、知的想像力に優れており、好奇心やチャレンジ精神に溢れています。

ただ、ENTP(討論者)タイプの人は自我と自己主張が強いので、ENFJ(主人公)タイプの人としばしば衝突することもあるかもしれません。口論になったとしても、二人の向いている先は一緒ですので、すぐに仲直りできる傾向にあります。

言い争える同僚を見つけたら、いいライバルとして関係性を保っていけるはずですので、距離をおくことだけは避けるのがおすすめです。

仕事面③目的・目標意識の強い上司

ゴールに向かって全力を出せるENFJ(主人公)タイプの人は、目標達成思考の強い上司との相性が非常に良いです。

「16 Personalities性格診断」の結果で言えば、ENTJ(指揮官)タイプです。誰かを指導し、組織のゴールを達成させるスキルに長けているENTJ(指揮官)タイプの下で働ければ、ビジネスマンとして成長することもできるでしょう。

時には目標に対して進捗が芳しくないと、上司から叱責されるかもしれません。たとえ怒られたとしても這い上がっていく意識を持っておければ、ENTJ(指揮官)タイプの上司といい関係性で仕事が進められるはずです。

プライベート面①感性の鋭い人

ENFJ(主人公)タイプの人はプライベートであっても、ビジョナリーな物事に興味関心を持ちやすいです。INFP(仲介者)タイプのように感性が鋭い友人であれば、いい刺激が得られるでしょう。

もしINFP(仲介者)タイプの友人に美術館や個展など、感性を磨くことのできる場所へ誘われたら、興味がなかったとしても行ってみるのがおすすめです。

自分の理想やビジョンをアップデートし、プライベートだけでなく仕事にも高まった感性を活かせるはずです。

プライベート面②約束を守る人

誠実さを重んじるENFJ(主人公)タイプの人は、約束を守り信頼できる友人との相性が良いです。特にISTJ(管理者)タイプの人であれば、どんな相手とも礼儀を持って接する強みがありますので、ENFJ(主人公)タイプと相性が良いと考えられます。

また、理想を語るENFJ(主人公)タイプに対し、ISTJ(管理者)タイプの人は現実を語れるといった特徴もあります。互いに足りない部分を補える存在ですので、いい関係性を築けるでしょう。

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ENFJ(主人公)と相性が悪い性格タイプ

続いて、ENFJ(主人公)タイプと相性の悪い性格タイプについても解説します。

相性が悪い性格タイプ①個人主義的な人

全員で何かを成し遂げたいENFJ(主人公)タイプの人には、個人主義で一匹狼のように行動する人との相性が悪いです。

「16 Personalities性格診断」の結果で言えば、INTJ(建築家)タイプです。

どれだけ働きかけても仲間に加わってくれない人を見つけたら、その特徴を逆に活用する意識を持つのがおすすめです。

個人主義は言い換えれば自立して行動できる特性となりますので、営業職などであれば新規開拓をどんどん進めていくミッションを与えてみるのも良いでしょう。

相性が悪い性格タイプ②柔軟性がなく変化を嫌う人

次々と変化する世界を楽しめるENFJ(主人公)タイプの人にとっては、保守的な思考を持つ人との相性が悪いです。

「16 Personalities性格診断」の結果で言えば、ESTJ(幹部)タイプです。

このタイプの人とやり取りをする場合は、無理に理想論を押し付けることはやめ、周囲の人から味方につけていくのがおすすめです。

自分の周りの人が変わっていることを目の当たりにすれば、保守的なESTJ(幹部)タイプの人も考え方を変えてくれるでしょう。

相性が悪い性格タイプ③論理を重視しすぎる人

理想と論理は似た言葉ではありますが、意味合いは違います。論理を重視するINTP(論理学者)タイプの人に対し、ENFJ(主人公)タイプの人が理想論を語っても気にも止めてくれないでしょう。

ただ、理想を現実にする上では論理をしっかり考えることが重要です。そのため、ENFJ(主人公)タイプの理想を現実にしたいと考えた時は、INTP(論理学者)タイプの人に壁打ちするのがおすすめです。

自分では抜けていた観点を指摘してもらえるはずですので、いいパートナーになれるでしょう。

ENFJ(主人公)の性格タイプを更に詳しく理解しよう

改めて、ENFJ(主人公)タイプの性格傾向について詳しく見ていきましょう。

16PersonalitiesのENFJについて

既に解説した通り、ENFJ(主人公)タイプの特徴は「16 Personalities性格診断」で用いられる4つの性格傾向の組み合わせによって導かれています。

興味・関心の方向 内向型(I) 外交型(E)
物事の見かた 感覚型(S) 直観型(N)
判断のしかた 論理型(T) 感情型(F)
物事への姿勢 判断型(J) 知覚型(P)

ENFJ(主人公)タイプは、上記のうち外交型、直観型、感情型、判断型の4つの特徴を兼ね備えた性格タイプということになります。

ENFJ(主人公)タイプの特徴を一言で言えば、「周囲を巻き込み、理想に向かって突き進める主人公」となります。まさにゲームや漫画の主人公のように、誰かと何かをすることに喜びを感じる性格タイプですので、複数人で行動するのがおすすめです。

ただ、時折あまりにも現実離れした理想を掲げてしまったり、無理やり仲間に引き入れようとしたり、周囲を巻き込む上で弱みを出してしまうことが考えられます。

そのため、ENFJ(主人公)タイプの人が周りの人と何かをする時は、できるだけチームメンバー1人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取っていく意識が必要です。

自分の性格タイプを活かす方法をアドバイス

ENFJ(主人公)タイプの人は、できるだけ誰かと何かをする意識を持つようにしましょう。一人で物事と向き合っていても、ストレスが溜まってしまうはずです。

高いコミュニケーション能力を武器に、時には知らない人に声をかけ、仲間に引き入れてみるのもいいかもしれません。

また、何かをする時はどんなことでもいいので「理想のゴール」を設定するようにしましょう。ENFJ(主人公)タイプの人は自分の掲げたゴールに向かって突き進むときが、最も力を発揮できる瞬間です。

ただ、理想のゴールを他人に押し付けてしまうと、悪いリーダーになることもありますので、いい塩梅を見つけることも大切です。

ENFJ(主人公)について「よくある質問」

最後に、ENFJ(主人公)タイプについてよくある質問をまとめました。

ENFJのあるあるって?

ENFJ(主人公)タイプのあるあるとしては、以下のようなものがあります。

  • いつも周りに誰かいると言われる
  • 誰かと何かをするのが好き
  • 一人で物事と向き合っていると、不安を感じる
  • 人に言われた何気ない一言がずっと忘れられない
  • 間違った行動をしている人をみると、手を差し伸べてしまう
  • 誰かを助けすぎて自分が大変な状況に追い込まれることが多い

あなたはいくつ当てはまりましたか?

ENFJはなぜ「主人公」と呼ばれるのか?

ENFJ(主人公)タイプの人が主人公と言われるのは、理想に向かって常に誰かと一緒に行動する傾向にあるからです。

また、仲間と一緒にいると力が発揮できるという姿が、漫画やゲームの主人公に似ていることから、ENFJ(主人公)タイプは「主人公」と呼ばれるのだと考えられます。

ENFJはモテる?

ENFJ(主人公)タイプの人はどちらかというとモテる傾向にあります。それは、誰に対してもコミュニケーションが取れるだけでなく、自分の理想や軸をしっかり持っているからです。

自分の軸をしっかり持っている人は、人間的な魅力を感じられやすいものです。そういった点が評価され、ENFJ(主人公)タイプの人はモテると言われやすいのです。

まとめ:ENFJ(主人公)に向いてる仕事をゲットしよう!

仲間と理想に向かって付き進めるENFJ(主人公)タイプの人には、とにかく複数人で業務を進めるような仕事がおすすめです。

また、理想論を重視する傾向にあることから、ENFJ(主人公)タイプの人が仕事探しをする時は、できるだけ会社の理念をホームページでチェックしておくことで、自分に向いてる仕事がゲットできるはずです。ぜひ意識してみてください。

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