CLOSE

転職お役立ち情報

LINEでお問い合わせ
中卒

中卒でも保育士になる2つの方法 | 中卒保育士のリアルなお仕事事情も解説

子供好きな人や、教育に興味のある人にとって、保育士は一つの「気になる職業」ではないでしょうか。保育士は責任ややりがいのある人気の職業の一つ。目指す人も少なくありません。

 

最終学歴が中卒の場合でも保育士を目指すことは可能です。ここでは、中卒者が保育士になるための2つの方法を紹介します!

 

「楽楽転職」は大手企業を中心に、未経験でも活躍できる安定企業をご紹介する未経験人材に特化した転職サポートサービスです。

 

20代の転職に特化したアドバイザーが希望の条件や待遇をヒアリング、面接〜入職まで完全サポート。

 

すべきことを順序立てて簡潔に伝えることで、迅速な転職を叶えます。

 

履歴書の書き方やスケジュール管理まで一任でき、日常のキャパシティを大きく使うことなく環境を向上させることが可能です。

 

楽楽転職の無料キャリア相談はこちら

 

 

中卒で保育士になるために必要な資格

 

保育士になるためには、国家資格の一つである「保育士資格」が必要となります。保育士を目指すにあたり、まずは保育士とは何かを正しく理解しておきましょう。

 

保育士とは

専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。

※参考:全国保育士養成協議会「保育士試験とは」より

 

小さな子供の世話をするという点においては「ベビーシッターと同じようなものだろう」と思われがちですが、ベビーシッターは子供の世話をするのみで教育は行いません。

 

子供の世話をして、さらに子供に必要な指導や教育を行うのが保育士。そのため、指導や教育をするにあたり必要な知識を保有していることを証明する資格が存在します。

 

中卒で保育士資格を取得する2つの方法

 

保育士資格を取得しなければ保育士にはなれないわけですが、この保育士資格はどうやって取得できるのでしょう。中卒の場合、保育士資格取得方法は2つあります。

 

保育士養成学校を卒業する

児童福祉施設で5年以上かつ7200時間の実務経験を経て保育士国家試験を受ける

このどちらかの方法で保育士の資格取得を目指すことができます。さらに詳しく解説しますね!

 

保育士養成学校を卒業する

保育士を目指す一つ目の方法が、保育士養成学校を卒業することです。保育士養成学校に通い卒業することで、保育士資格を取得することができます。

 

保育士養成学校とは

保育士を養成するための学校。保育士資格取得に必要な科目の授業を受け、保育園と児童福祉施設での郊外学習を終了し卒業すると保育士資格の試験を受けずに保育士資格が取得できる。修学年数は2年以上。定時制などの場合は3年以上のこともある。

しかし、保育士養成学校に通うには高校卒業の資格が必要となります。中卒者の場合はまず高校卒業程度認定試験(通称高卒認定試験)を受験し、高卒の資格を取りましょう。

 

保育士試験に合格する

保育士養成学校に通うことなく保育士試験を受験、合格することで資格を得る方法もあります。

 

令和2年の保育士試験日程

筆記試験(前期)

令和2年4月18日(土)、19日(日)実技試験:令和2年6月28日(日)

筆記試験(後期)

令和2年10月24日(土)、25日(日)実技試験:令和2年12月13日(日)

手数料

12,950円(受験手数料12,700円+受験申請の手引き郵送料250円)

場所

各都道府県ごとに指定の試験会場が決められている

 

中卒で保育士試験を受けるには、児童福祉法に基づいて設立された認可施設にて正社員として5年間・7200時間以上の実務経験が必要となります。

 

受験資格の条件を短縮する方法

中卒から高校卒業程度認定試験を受けて高卒の資格を取れば、この実務経験は2年以上2880時間以上に短縮されます。

 

中卒以外で保育士資格を取る方法

では、中卒以外の方が保育士資格を取るためにはどうしたらいいでしょうか。

実は高卒、大学中退、専門卒の方の条件は同じなんです。

 

高卒・大学中退・専門卒で保育士資格を取る方法

高卒や大学中退、専門卒で保育士資格を取得する方法は2つあります。

保育士養成学校を卒業する

保育士試験に合格する

すべて条件は同じなのです。

 

中卒で保育士試験を受ける前に必要な受験資格

 

中卒で保育士の試験を受けるには、受験資格に該当する施設での実務経験が必要です。

 

児童を扱う全ての施設で受験資格に該当するわけではなく、都道府県知事により受験資格認定の手続きを取る必要がある施設もあるので注意しましょう。

 

受験資格に該当する施設

 

受験資格認定の手続きを取る必要がある施設

 

中卒で保育士試験の受験資格に必要な実務経験を得る方法

 

中卒で保育士試験を受験するために必要な受験資格は

 

児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設(受験資格に該当する施設)もしくは受験資格認定基準に該当する施設・事業(受験資格認定の手続きを取る必要がある施設)にて5年以上かつ7200時間以上勤務することで得られます。

 

注意しなければならないのは、後者「受験資格認定基準に該当する施設・事業」。この場合は、施設ごとに対象になるか否かが異なるため、事前に各都道府県に問い合わせておきましょう。

 

中卒保育士のリアルなお仕事事情

 

中卒で保育士になった場合にはどのような生活が待っているのでしょう。この章では、中卒保育士たちのリアルな年収や勤務形態などについて紹介します。

 

年代別の平均年収

 

▼年代別保育士の給料

 

年代 月収 ボーナス 年収

20代 21万円 48万円 303万円

30代 24万円 77万円 371万円

40代 28万円 89万円 432万円

※出典:「平成29年賃金構造基本統計調査/厚生労働省」より

 

参考:保育士の年収は低い?理由や年収を上げる方法、補助金を解説

 

20代から40代の保育士の給料は以上のとおりとなります。このデータは民間の保育施設で働く保育士のもの。保育士の年収については、私立保育園などの民間の保育施設で働く保育士と、公立の保育園で働く保育士で差があります。

 

▼私立保育園と公立保育園給与比較

 

月収 ボーナス 年収

私立保育園勤務 約23万円 約66万円 約342万円

公立保育園勤務 約32万円 約179万円 約678万円

※出典:「平成 29 年度 練馬区人事行政の運営等の状況の公表 【増補版】/練馬区人事戦略担当部職員課」および「平成29年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種/厚生労働省」より

 

私立と公立では、月収だけで比較しても約9万円の差があり、ボーナスも大きく違います。年収にするとその差は倍ほどまでになるため、公立保育園勤務の方が収入は圧倒的に良くなることが分かります。

 

給与UPに必要な2つのこと

保育士になり、さらに給与UPを目指すには以下の2つの方法があります。

 

同じ職場で役職に就く

職場を変える

保育士といっても、そこにはさまざまな役職があります。例えば、同じ保育士でも主任保育士に昇格すれば、給与は目に見えてUPします。

 

▼保育士と主任保育士の給与比較

 

職種 月収(私立保育園) 月収(公立保育園)

保育士 301,823円 303,113円

主任保育士 422,966円 561,725円

※出典:「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園などの経営実態調査」より

 

このように、月収の違いは私立・公立共にかなり大きいです。私立保育園で12万円、公立保育園で26万円ほどの月収の差があることを考えると、主任保育士を目指すことで大きな給与UPが期待できると言えます。

 

また、思い切って職場を変えるのも一つの方法です。保育園は園によって給料に差があります。特に、人員不足などで早急に即戦力として活躍できる経験者を求めている保育園などを見つけることができれば、好条件をつかめる可能性も高くなります。

 

勤務形態と業務時間

保育園での勤務形態は園によって異なります。多くの保育園ではシフト制を取り入れており、決まった時間ではなく「早番」「遅番」のように日によって勤務時間が変わります。

 

中には、勤務時間が常に一定の「固定時間勤務」のみの保育園もあるため、あなたの生活リズムにより適した勤務形態を採用している保育園を選ぶと良いです。

 

シフト制

早番・遅番に加え中番を設け3交代制にしている保育園が多いです。日によってシフトが違えば生活リズムが不規則になりがちなのが難点ですが、その分早起きする必要のない遅番があるなどメリットと感じるところもあります。

 

固定時間勤務制

常に決まった時間の勤務なので、生活リズムを整えやすいのがメリットです。○時から○時までと毎日同じ時間に働き、仕事の後の時間を有効に使いたい人にはこちらの方がおすすめです。

 

残業時間や休憩時間、有給について

保育士は子供たちと常に接していることもあり、業務が計画通りに進まなかったり、予期せぬことに時間を取られたりすることは日常茶飯事です。

 

保育士の残業は月に4時間程度となっていますが、これは厚生労働省の調査結果であって、「残業代が支給されている残業」のみをデータとしているもの。つまり仮にサービス残業があってもその数字は反映されません。

 

保育士はほぼ残業がない、とデータ上では見て取れますが、この結果を鵜呑みにするのは危険です。ある程度、日々日常的に残業が行われている可能性は十分にあります。

 

休憩時間に関しても同じことが言えます。ルール上は1時間の休憩時間があるとは言え、その1時間をきっちり休憩時間にあてられるかは、その時の状況次第であると考えられます。

 

あくまでも子供たち次第であるところが多く、場合によっては残業をせざるを得なかったり、ランチタイムを十分に取れなかったりすることもあると思っておきましょう。

 

休日に関しては、もちろん有給制度もあります。しかし、他の企業と同じく有給とは言え名ばかりのもので、実際にはきちんと取得している人はほとんどいない保育園も存在します。

 

保育園によって「有給を全て使うように」と言われるところ、「病欠の時に有給を使うように」と言われるところなどさまざまです。このあたりは、実際に働いている人の話を聞く以外に知る方法がないため、あらかじめ見極めるのが難しいとも言えます。

中卒でも保育士を目指せる

中卒からでも保育士の資格を取得し、保育園で働くことは十分に可能であることが分かりましたね!

 

学歴がものを言うところがまだまだ多い日本ですが、保育士は資格さえとってしまえば、中卒でも多いに活躍できる職種です。子供が好き、教育が好き、という方にはぜひ積極的にチャレンジしていただきたいです。

 

まずは、高卒認定資格を取得する、もしくは児童福祉施設での実務経験を積むところからのスタートです。地道に努力し、保育士への道を目指しましょう!