働き始めて数年経てば、転職のことを意識する人も増えてきます。
確かに、「転職は若いうち」にとよく言いますが、果たして本当なのでしょうか?
逆に「若い=経験不足」と見なされて、採用されないということはないのでしょうか?
転職にはいつだって、不安がつきものです。
今回は、高卒キャリアの方が20代で転職を成功させるコツを探っていきたいと思います。
参考文献:中学校・高等学校卒業予定者の就職・採用活動時期について
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転職でも学歴は影響する?
新卒採用において学歴が大きな影響を持つことは、暗黙の了解といってもよいでしょう。では、転職市場で学歴は重視されるのでしょうか?転職市場における学歴の重要度を解説します。
学歴不問の求人は4割程度
学歴不問の求人は、全体の4割程度を占めているといわれています。加えて、大卒以上の学歴を条件とする求人は44%です。つまり、高卒の場合は、全体の約半分の求人に応募できないことになります。
ただし、学歴を条件とする企業の意図としては、肩書きを重視するというよりは、『地頭力』を推し量る指標としているケースが多くなっています。地頭力が高いと業務を覚えるスピードも早く、パフォーマンスも出しやすいといわれているためです。
見方を変えれば、学歴がなくとも地頭力が高いことをアピールできれば、採用のチャンスは広がるでしょう。
参考:高校・中学新卒者の就職内定状況等|厚生労働省
人手不足で学歴条件は緩和傾向
近年では、学歴不問とする求人の数が増加傾向にあります。要因はさまざまですが、特に人手不足の影響が大きいと考えられます。
新卒など人材の採用がうまくいっていない企業も存在し、学歴条件を緩めて採用の間口を広げるところもあるようです。
また、企業によっては、学歴ではなく実績やポテンシャルを重視するところもあります。そのような企業は、学歴と仕事の能力は関係ないと考える傾向があります。
体力が求められる職場では、むしろ高卒や中卒の若い人材の採用に積極的なところもあるでしょう。
選考での重要度は低め
結論から言うと、選考において学歴はそこまで重要ではありません。では、選考においては何が重視されるのでしょうか?
選考において企業が特に重視するのは、仕事に対する熱意やコミュニケーション能力、社会人としてのマナーなどです。中途採用においては、新しい職場で応用できる業務経験なども重視される傾向にあります。
つまり、書類選考や面接時のアピール次第で、合格する可能性は十分にあるといえるでしょう。
高卒でも不利にならない仕事・業界の特徴
大卒以上の学歴が求められる求人は多くありますが、中には高卒でも不利にならない仕事や業界もあります。学歴で不利になりにくい仕事や業界の特徴を解説します。
学歴よりも実力重視
業界の中には、学歴よりも実力が重視されるところがあります。そのような業界では成果を出せば正当に評価されやすいので、モチベーションも保ちやすいでしょう。
コミュニケーション能力を求められる営業系の職種や、専門的な技術を求められる職種は実力主義の傾向が強くなっています。
特に営業職の場合は、インセンティブ制度により成果を出せば出すほど収入が上がるところが多いので、学歴に関係なく高収入を目指せます。
人手不足のため未経験者を受け入れている
人手不足が深刻で猫の手も借りたいほどの状況にある企業は、未経験者の採用に積極的なところも多いでしょう。また、人手不足の他にも、以下の理由で未経験者を受け入れている企業もあります。
- 新卒採用で必要な人数を採りきれなかった
- ポテンシャルに期待している
- 若手を採用したい
このような企業では、仕事への熱意や将来性を見込んで人材を採用するケースが多くなっています。また、未経験から一人前に育てるために、しっかりとした研修制度を整えている企業が多いのも特徴です。
業界問わず転職は若いほど有利
「若手はスキルがないから転職に不利」と考えていませんか?実は、年齢が若いほど転職は成功しやすいのです。
20代前半などの若い人材のスキルが未成熟なことは、企業側も把握しています。裏を返せば、中途半端なスキルや知識がない分、一から育成しやすいともいえるでしょう。
そのため、企業側も長期的に育てることを前提に、若手の採用に注力しているケースが多くなっているのです。
30代以降になると、ポテンシャルよりもスキルや実務経験が重視され始めるので、転職をするなら早い方が可能性が広がるでしょう。
高卒で入社した会社を辞める?社会人1年目で退職して転職できる? - 楽楽転職|20代・30代向けの中卒・高卒就職お役立ち情報
高卒におすすめの業種
高卒の人が転職をする際、狙い目となる業種を解説します。高卒でも転職しやすい業界に絞って転職活動を行うことで、転職の成功率は高まるでしょう。
実力主義でスキルが身に付く「IT業界」
エンジニアやWebデザイナーに代表される『IT業界』は、実力主義の業界の一つです。
IT業界では技術力で評価されるため、スキルを身に付ければ学歴に関係なく稼ぐことが可能です。高い技術を身に付ければ、フリーランスとして独立することも不可能ではありません。
しかし、IT業界はトレンド技術の移り変わりが激しいことが特徴です。自分の持っている技術が陳腐化して、それだけでは稼げなくなる日が来る可能性は十分にあります。
そのため、市場から必要とされ続けるには、現状に満足せず継続的にスキルを習得する姿勢が必須でしょう。
人手不足で若手需要が高い「介護業界」
近年の少子高齢化の影響を大きく受けているのが、『介護業界』です。人手不足だけでなく、力仕事の側面があることから、若い人材の需要が高くなっています。そのため、未経験でも挑戦しやすい業界となっており、高卒でも歓迎されるでしょう。
企業によっては資格を必要とするところもありますが、資格がなくても就職可能な企業も多く存在します。入社後に資格取得をサポートしてくれる企業もあり、キャリアパスを描きやすい業界です。
成果次第で高収入が期待できる「不動産業界」
『不動産業界』は実力主義の色が強く、成果次第では20代で年収1000万円稼ぐことも夢ではありません。業界自体の人材の流動性が高く、未経験者も広く受け入れていることもあり、高卒でも十分に挑戦するチャンスがあるでしょう。
不動産業界の、特に営業職の給与体系は『基本給+インセンティブ』となっているケースがほとんどです。そのため、成約を取れば取るほど給料となって返ってきます。
しかし、不動産業界では商材の単価が高い分、成約までの難易度は高く、さらにはノルマも課されるためプレッシャーも大きいでしょう。バリバリ稼ぎたい人におすすめの業界といえます。
安定重視なら「公務員」
安定した雇用と給料を望むなら、『公務員』を目指してみてもよいでしょう。公務員は、業績不振や新型コロナウイルスなどの外的脅威によって解雇されることはなく、定年まで雇用が保証されているのが魅力です。
また、公務員の給料は等級ごとに一律で決まっています。社会情勢により改変の可能性はあるものの、将来の収入の予測が立てやすく、ライフプランも描きやすいでしょう。
公務員試験には難易度の差はあるものの、受験資格に学歴などの条件はありません。そのため、高卒でも試験に合格すれば公務員になることができます。
高卒でも公務員になれる?主な職種やメリット・デメリットも解説 - 楽楽転職
高卒が転職を目指すなら知っておきたい収入のこと
高卒で転職を目指している方の中には、収入をアップさせたいことが理由なことも少なくないはずです。
そこでここでは、高卒と収入の関係について見ておきましょう。
高卒の初任給はどのくらい?
性別 |
高校 |
専門学校 |
大学 |
合計 |
18万1,200円 |
21万2,600円 |
22万8,500円 |
男性 |
18万3,400円 |
20万7,000円 |
22万9,700円 |
女性 |
17万7,600円 |
21万6,600円 |
22万7,200円 |
【参考記事】令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概要|厚生労働省
厚生労働省の統計によれば、学歴ごとの初任給は上記の通りとなっています。
高卒の平均が18万1,200円なのに対して、大卒の平均が22万8,500円と4万円以上の開きがあるようです。年収換算すると、働き出した初年から年収で50万円近くの差が生まれてしまいます。
このような違いが生まれる理由としては、企業側が高卒と大卒とで初任給をわけていることが一番の原因です。就ける仕事のポジションにも違いがあることから、給与に反映されているのです。
高卒でも転職で給与アップは可能
高卒の方も、転職で給与アップを目指すことは可能です。
もちろん、キャリアチェンジをしたり短期間で転職をしたりすれば、短期的には給与が下がることもあるでしょう。とはいえ、しっかりと計画を立てれば、収入アップも夢ではありません。
まずは、キャリアプランを明確にしましょう。「自分がどのようなキャリアを手に入れたいか」「どの業界で長く活躍したいか」を見極めてください。
そのうえで経験を積み、実力主義の会社へ入社しましょう。実力をしっかり発揮できれば、転職後に高い給与を実現できる可能性が高まります。
関連記事:未経験でもドライバーに転職できるの?転職を失敗しないポイントを解説
関連記事:トラック運転手で年収600万円は可能?条件や仕事内容を解説
難易度が高い転職は?
高卒の人は学歴のハンデがある分、手段を選んで転職活動を行うことが大切です。転職の難易度が高くなってしまう、代表的な例を二つ紹介します。
自分の希望と企業の求める条件にギャップがある
自分の実力以上の収入を希望しているなど、希望する条件と自分の市場価値にギャップが生まれていると、転職の難易度は上がってしまいます。市場価値とは、市場から見た自分の評価のことを指します。
また、給料の高い求人は人気も高く、他の優秀な人材に競り勝って内定を取るのは難しいでしょう。そのため、まずは自分の市場価値を把握し、実力に見合った企業に応募することが重要です。
転職サイトの中には、簡易的に自分の市場価値を診断できるものがあるので、調べてみるとよいでしょう。
学歴や経験重視の企業・職種
大卒就活生に人気の業界や求人ばかりに応募しても、転職は成功しにくいでしょう。中には、学歴や経験を重視する業界があることも事実です。特に下記の業界は、学歴を重視する傾向にあります。
- マスコミ(マスメディア・新聞・広告代理店)
- 金融
- 商社
上記の業界は大卒にも人気のため、学歴にハンデがある状態では不利になってしまいます。求人に応募する際は、学歴や経験をどれだけ重視しているかを確認し、不利だと思ったら応募を避けるのが無難です。
転職までの流れ
転職活動をしたいものの、具体的なやり方が分からず困っている人も多いでしょう。ここでは、転職の大まかな流れを解説します。
平均転職期間は3カ月から半年
転職活動はあまり時間をかけすぎると、モチベーションの維持が難しくなってしまいます。転職活動にかける平均的な期間は、3カ月から半年です。
仕事をしながら転職活動をする場合は、毎日1時間くらい転職活動に時間を割くことが望ましいでしょう。また、面接は週に1回程度が妥当なペースかもしれません。
中には、今すぐ現職を退職したい人もいるでしょう。しかし、転職活動が長引く可能性も考慮し、退職時期は慎重に見極める必要があります。
転職活動開始から入社までの流れ
転職活動を始めてから、新しい企業に入社するまでの大まかな流れは、以下の通りです。
- 準備
- 応募書類の作成
- 求人への応募
- 面接
- 内定獲得
- 現職を退職
いきなり求人に応募するのではなく、まずは事前準備として情報収集と自己分析を行いましょう。しっかり準備をすることで、自分に合った企業を選ぶことができます。
応募書類は、『履歴書』と『職務経歴書』の2種類です。特に職務経歴書は、自分の能力や経験をアピールする書類なので、しっかりと作り込みましょう。
次に、自己分析と収集した情報をもとに、自分にマッチしそうな企業に応募していきます。面接に進む前には、マナーの確認やよくある質問への回答の準備をすることが大切です。
晴れて内定をもらったら、現職の退職手続きをし、新しい企業への入社となります。
退職前・退職後に転職するメリット・デメリット
転職活動をする際、現職で働き続けながら行うか、先に退職するか迷う人もいるでしょう。どちらの場合もメリット・デメリットがあります。
退職前に転職活動をする大きなメリットは、収入を確保し続けられることです。また、経歴にブランクができず、税金などの手続きを自分で行う必要がありません。
ただし、転職活動をする時間を捻出しづらいので、急募の求人に応募できないなどタイミングをつかむのが難しい点がデメリットです。
一方、退職後に転職活動をする場合は、何よりも転職活動に多くの時間を割くことができます。そのため、面接日程の調整もしやすく、転職活動にスピード感を出せるでしょう。
しかし、その間は収入が途絶えてしまうので、転職活動が長引くと精神衛生上よくありません。さらに、ブランクにより転職が不利になっていくと、妥協が生まれてしまうこともあるでしょう。
転職活動の準備
いざ転職活動の準備をしようと思っても、何から始めればよいのか分からない人も多いでしょう。転職活動の準備としてするべきことを、二つ解説します。
自己分析をし自分自身を見つめ直す
自己分析とは、自分の価値観や強み・弱みを理解する作業を指します。転職先で活躍するためには、自分の強みを生かせる職場に入る必要があります。
給与や休日などの条件面のみで転職先を選んでしまうと、仕事にやりがいを感じられずに転職を繰り返す、といった悪循環に陥ってしまう可能性があります。
また、面接で自分をうまくアピールするためにも、自分自身のことを知る作業は欠かせません。転職活動を始めるなら、自己分析は最初にやるべき作業といえるでしょう。
業界・職種を研究し求人を探す
世の中には、多種多様の業界があります。中には自分の知らなかった業界で、自分が活躍できるところがあるかもしれません。
自己分析で明らかになった自分の強みや価値観をもとに、自分が活躍できそうな業界を研究しましょう。
業界研究をしっかりと行っていれば、面接でも業界に理解があることをアピールできます。さらに、入社後によいスタートダッシュを切るためにも、業界・職種についての理解を深めることは重要です。
面接を通過するコツ
書類選考を通過したら、次は面接が控えています。面接に突破するためのコツを紹介するので、ぜひ実践しましょう。
働く意欲や適性をアピールする
高卒の転職の場合、未経験歓迎の求人や学歴不問の求人が狙い目となります。そのような求人を出す企業は、面接で候補者のやる気を重視する傾向にあります。
そのため、面接では仕事に対する熱意をアピールしましょう。「自分には短所しかない」と思う場合でも、見方を変えれば長所になり得ます。
例えば、『仕事が遅い』という短所がある場合、正確さが求められる職場では『慎重である』という長所に変わります。できるだけポジティブな内容をアピールすることで、面接での印象がよくなるでしょう。
転職理由は前向きに
転職面接で必ずといってよいほど聞かれるのが、転職理由です。転職理由は必ず前向きな内容を答えましょう。
ネガティブな回答をしてしまうと、「弊社でも不満があると退職してしまうのではないか」と、採用担当者に懸念を抱かれてしまいます。
そのため、仮にネガティブな理由で退職をする場合でも、できるだけポジティブな内容に変換して回答することがポイントです。
ポジティブな退職理由の例としては、『新しい領域にチャレンジしたい』『以前から興味のあった分野で仕事がしたい』といったものです。その考えに至った背景もよく聞かれるので、併せて準備しておくとよいでしょう。
転職先が決まった後の流れ
晴れて転職先が決まったら、入社に向けて諸々の手続きをします。転職先が決まった後の流れを解説します。
内定受諾と雇用契約の締結
転職先から内定をもらったら、内定受諾をする前に必ず労働条件を確認しましょう。通常は、内定の通知と一緒に『労働条件通知書』が送られてきます。
労働条件通知書が届いたら、面接時の説明や求人票の表記と異なる点がないかを確認します。企業によっては入社日当日に渡すところもありますが、その場合は代わりとなる書類をもらえないか聞いてみましょう。
また、内定受諾の連絡をするときは、トラブル回避のため内定を受ける旨をはっきりと伝えることが重要です。内定受諾の連絡後は、雇用契約の締結を行います。
現職場へ退職意思を伝える
転職先への入社が決まったら、現職の退職調整を行います。多くの企業では、退職意思は1カ月前に通告するよう決められているでしょう。
退職意思は、直属の上司に伝えるのがマナーです。口頭で「大事なお話があるので、お時間をいただけないでしょうか」とアポを取りましょう。
なお、直属の上司を飛び越えて退職意思を伝えるのはNGです。上司の管理能力が疑われ、顔に泥を塗る行為と捉えかねられません。また、上司より前に同僚に伝えるのも、トラブルの元となるので避けましょう。
仕事の引き継ぎと入社準備
現職との退職交渉がまとまったら、退職までの期間で後任への仕事の引き継ぎを行います。仕事の引き継ぎは、現職での最後の大仕事です。
引き継ぎが甘いと、退職後も後任から問い合わせを受けるなどのリスクがあり、転職先での業務にも支障を来してしまう可能性があります。
また入社前には、転職先から必要書類の提出を求められることがあるので、忘れずに対応しましょう。現職の退職時に渡される書類の中には、転職先に提出するものも含まれていることがあるため、大事に保管することが大切です。
【高卒の転職】20代での転職は、早すぎるのか?
20代の転職は早い?→結論そんなことはありません!
理由①伸びしろに期待して採用されることがある
高卒20代の転職は、やる気を重視する企業も多いため成功する可能性が十分にあります。
スキルや経験がなくても、若くてやる気があれば採用に至ることがあるのです。
これを、ポテンシャル採用と言います。
その名前の通り、応募者のポテンシャルに期待を込めて採用しているのです。
理由②同じ年齢の大卒より教育コスト・手間がかからない
高卒20代が転職で有利な点は、他にもあります。
例えば高卒で働き始めて数年だと、まだ20代前半という方が大半かと思います。
20代前半であれば、新卒入社の大卒と同じくらいの年齢…つまり「若者」です。
それでいて、社会人経験が数年あるとなれば、仕事の進め方をレクチャーする手間やコストなどが省けるので、企業側にとっても都合が良いのです。
【高卒の転職】20代での転職は、新しいことに挑戦できる?
決して不利ではない、高卒20代の転職。
さらに高卒20代の転職は、未経験の業種にも挑戦しやすいのが特徴です。
未経験であっても、若ければ覚えも早い上に長く活躍してくれるという期待があります。
ポテンシャル採用の可能性を存分に活かせば、20代の転職も不可能ではありません。
逆に、30代になって新しいことに挑戦しようと思っても、なかなか難しいものです。
転職でキャリアの転換を図りたい方は、「未経験OK」「未経験歓迎」というキーワードを見逃さないようにしましょう。
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【高卒の転職】20代での転職は、「逃げ」なのか?
しばしば「転職」をネガティブなものを捉える人がいます。
そうした意見に触れると、あなた自身も「これは逃げなのではないか?」と、自身を責めてしまうかもしれません。
しかし、そうした意見は昔の話。
現代の「転職」は、年収をあげる・スキルをつける・自由なキャリアを求めるなど、その人の生き方をより豊かにするためのものです。
人は誰しもが「豊かに生きる」権利を有しています。
転職はその手段の一つと、柔軟に考えてみることをおすすめします。
さて、ここで少しデータを見てみましょう。
転職する人は、昔に比べて増えています。(2010年の調査以降、転職者の数は年々徐々に増加しています。)
参考
労働力調査 平成29年(2017年)平均(速報)総務省統計局 労働力調査
※表12:年齢階級別転職者及び転職者比率の推移をご参照ください。
なぜ、転職する人が増えたのだと思いますか?理由は複数あります。
- 現代の日本において、終身雇用制度は過去のものとなった
- 仕事やライフスタイルに対する価値観が多様になった
- ビジネスが多岐にわたり、自分の意志で自由にキャリアを選択できるようになった
重要なライフイベントであることに変わりないのですが、昔より転職は身近なものになりつつあります。
【高卒の転職】「転職成功」の概念は?
さて、「転職成功」という言葉を使っていますが、何をもって「転職成功」なのでしょうか?
答えは人の数だけあります。
仕事に打ち込みたい、年収をUPしたい、ワークライフバランスを重視したい、変化に富んだ仕事がしたい…
あなたが望むことが転職によって叶うなら、それは「転職成功」と言えます。
では、希望というよりむしろ、現状に耐えられず転職する・倒産などやむを得ず転職する場合は、どうでしょう?
コロナ禍の今、そういった局面に立っている人も少なくないと思います。
しかし、この場合もぜひ、転職によって叶えたい希望を一つでも見つけてください。
転職を成功させるためには、まず自分の希望を決める必要があります。
「希望が叶う=成功」だからです。
逆に希望をはっきりさせずに転職活動を進めてしまうと、必ずと言っていいほど失敗します。
「自分の夢が分からないうちは、夢は叶わない」ということと同じです。
そもそもスタートラインに立っていないのですから。
さて、希望が1つでも頭に浮かんだでしょうか。
次に大切なのは、「その希望がポジティブであること」です。
若いうちについ陥りやすいのが安易な気持ちからの転職。
ネガティブ面から転職を考えてしまうことは要注意です。
あなたが思いついた希望は、こんなものではありませんか?
- 人間関係が嫌になったから転職してやり直したい
- 通勤時間が長すぎて嫌になったから近い場所で働きたい
- 残業が多すぎて嫌になったから改善したい
実はこのような内容は20代の転職理由としてよく耳にする内容。
今働いている環境で、工夫して何とかできる部分もあるかもしれません。
例えば人間関係や残業時間なら、ジョブチェンジや部署異動で解決できる可能性もあります。
この他にも、これらの理由を「希望」にしてはいけない理由があります。
ネガティブな転職は「内定=ゴール」と考えてしまっているからです。
「転職によって目の前の問題が解決すればいい」という、刹那的な思考に陥ってしまっている可能性があります。
この場合、転職直後はいいかもしれませんが、しばらく働いてみてまた同じ(もしくは似た)内容で悩む確率が非常に高いです。
内定はキャリアのスタートラインと考え、その先の叶えたい希望と自分の未来を、しっかり考えましょう。
【高卒の転職】20代前半の転職と、20代後半の転職
一口に20代といっても、20歳〜29歳までが該当する年齢です。
20歳の転職と29歳の転職では、だいぶ違うものになります。
では、20代前半・後半に分けて考えてみましょう。
それぞれ異なるポイントを押さえて転職活動をする必要があります。
20代前半の転職
高卒から働いていても、社会人経験は短い人だと3年。
まだまだビジネスパーソンとしての経験も浅いため、ポテンシャルに期待して採用される場合が多い年齢の層です。
やりたいことがある場合、未経験の業種に挑戦してみるのも良いでしょう。
実績でアピールできる経験が少ないため、より一層人柄・やる気を重視される傾向にあります。
- 長い目で見て活躍してくれるか
- 既に働いている従業員とうまくやれそうか
- つらい時に、踏ん張れる根性があるか
これらが大事な選考要素として見られています。
素直さを忘れず謙虚に、譲れないところはしっかり芯を通して、矛盾のない書類作りや受け答えを心がけましょう。
MEMO
言葉づかいなど、社会人のマナーを意識すると印象が変わります
20代後半の転職
社会人経験は7年以上、ビジネスパーソンとしてのマナーも経験も身についている頃。
経験者と若手のいいとこ取りで、同業種や同業界の転職もしやすい年齢層です。
ただし、高卒20代後半は大卒に比較し経験者としての印象が強く、単純な作業経験だけではなくマネジメント能力や部下の育成能力などが求められる場合が多くあります。
- 年齢関係なく、ポジションに応じた振る舞いができるか(※)
- 自分のスキルや能力を客観視できるか
- 実績を数値化(売り上げを●●%伸ばしたなど)できるか
(※)年上の部下に、遠慮せず指示出しできるかなど
この部分が20代前半よりも必要となってきます。
高卒20代後半は、大卒より社会人経験が長いため、スキルや実績などアピールできることが多いというアドバンテージがあります。
その一方で、自分の実績を数値化できないと説得力に欠けてしまいます。
「やる気だけはあります!」は通用しない年齢です。
MEMO
自分の成績や会社・所属部署の業績は普段から数字にして記録・閲覧・分析する習慣をつけておきましょう
【高卒の転職】自信と希望を持って、転職活動をはじめよう!
20代だから、高卒だからという要素は転職活動においてはあまり影響はありません。
むしろ20代だからこそ前向きに希望を持って転職を成功させていけるのです。
楽楽転職は20代に特化した就職支援実績多数!
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高卒で大企業の年収は、大卒で中小企業の年収より上
「高卒は大卒の給料を上回れない」という常識がありますが、一部逆転現象が起きる場合があります。
「高卒で大企業に就職した人」と「大卒で中小企業に就職した人」を比較した場合です。
厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」のデータから計算すると、
- 高卒で大企業(従業員1000人以上)の平均年収:503万円
- 大卒で中小企業(従業員10~99人)の平均年収:476万円
となっています。
参考:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」
より高い年収がほしい人は、大企業へ転職するのが良いでしょう。
高卒で転職できる大企業
では、最終学歴が高卒でも転職できる大企業の業種をご紹介します。
あなたの興味のある業種があるとうれしいです!
自動車メーカー
日本を代表するような自動車メーカーは、最終学歴が高卒でも転職できます。
ただし、最初から正社員採用ではありません。
「期間工」という、いわゆる契約社員として採用されます。
契約社員の期間に正社員登用試験にチャレンジできます。
正社員登用試験に合格すれば、晴れて正社員になることができます。
ただし、もし正社員登用試験に合格できなければ、期間満了で退職になります。
正社員登用試験を受けられるチャンスは少なく、正社員になれない人の方が多いです。
正社員になれれば大手有名自動車メーカーの正社員ですが、正社員になれなければ職探しをしなければならないということです。
製造業
大手製造メーカーの中には、最終学歴が高卒の人でも正社員になれる企業があります。
応募職種は工場の作業員です。
ただし、最初は契約社員からスタートの企業も多いです。
契約社員で実務経験を積んで、働きぶりが評価されれば正社員になれる人もいます。
現実的には正社員になれる人は少ないため、正社員を目指すなら相当頑張らなければいけません。
製造業の特徴は資格が多いことです。
働きながら実務に必要な資格を取得していくと、正社員になれる確率が上がったり、大手製造メーカーへの転職も有利になります。
製造業は資格で稼ぐ仕事でもあります。
また、製造業のメリットは勤怠管理がきっちりしていることです。
残業代、夜勤手当、休日出勤手当がきちんと管理されているため、サービス残業やサービス休日出勤になることは少ないです。
製造業で働く人の中には、残業代や夜勤手当で稼ぐ人も多いです。
IT企業
高卒でも大手IT企業に転職することができます。
IT業界は学歴をあまり気にしない特徴があります。
学歴はなくても技術があれば、高い給料をもらうことができます。
ただし、IT未経験の場合は最初から大手IT企業に転職はできません。
未経験から始められるIT企業で実務経験を積んで技術が身につけば、大手のIT企業に転職できます。
未経験者の場合は、まず中小のIT企業で実績を積みましょう。
今後もITがなくなることはないでしょう。
ITの技術が身につけば、くいっぱぐれはないでしょう。
技術のある人は、自分で好きに会社を選んで転職する人もいますし、転職するたびに給料を上げる人もいます。
今はITを使っていない業種の方が少ないでしょう。
IT技術があれば、どんな業界へも転職できる可能性が高くなります。
IT技術が高いほど、人生の選択肢が多くなるのが大きなメリットです。
また、IT技術が高まれば独立してフリーランスで稼ぐ人もいます。
誰にも雇われず、自分のペースで仕事をするフリーランスのIT技術者もいます。
建設会社
高卒でも日本を代表するような大手建設会社(ゼネコン)に転職できます。
建設会社も学歴をあまり気にしていません。
建設会社が重視するのは、実務経験と資格です。
最終学歴が高卒でも大手建設会社に転職できるのは「施工管理」という仕事です。
施工管理とは現場監督のことです。
現場の作業員や職人さんではなく、作業員や職人に指示を出す監督です。
施工管理職は未経験からでも始めることができます。
ただし、未経験のうちは大手建設会社には就職できません。
まずは中小の建設会社で施工管理の経験を積んでから、大手建設会社に転職しましょう。
施工管理の実務経験を積むと「施工管理技士」という国家資格にチャレンジできます。
建設現場には施工管理技士の資格保持者を置かなければいけないと法律で決められています。
施工管理技士の資格があるだけで重宝されますので、建設業にチャレンジする人は必ず取得しましょう。
施工管理の実務経験が豊富で施工管理技士の資格もあれば、大手建設会社で年収1000万円以上稼げる可能性があります。
鉄道会社
鉄道会社は高卒でも転職できる可能性があります。
日本を代表するような超大手鉄道会社では「社会人採用」をしており、最終学歴が高卒でも応募できます。
もちろん、採用倍率はかなり高いですが、チャンスはあります。
鉄道会社によっては、鉄道業界での実務経験がなくても応募できるところがあります。
ただし、当然ながら鉄道業界の実務経験のある人から採用になっていきますので、未経験者は不利です。
ハウスメーカー・不動産会社
大手のハウスメーカーや不動産会社は、最終学歴が高卒でも転職できます。
募集職種は営業職がほとんどです。
ただし、営業経験がないと採用は難しいです。
大手ハウスメーカーや不動産会社に転職したい人は、まずは中小企業の営業職で実績を作ってから転職を狙いましょう。
ただし、ハウスメーカーや不動産会社の営業職は土日祝は出勤です。
住宅や不動産の購入は土日祝にする人が多く、土日祝は休めません。
多くのハウスメーカーや不動産会社の休日は、火水か水木です。
運送会社
大手運送会社の中には高卒でも転職できる会社があります。
募集の多くはトラックの運転手です。
中には普通免許があれば応募できる会社もありますし、運送業未経験でも応募できる会社もあります。
ただし、当然ながら経験者から採用されていきます。
関連記事:20代の若手タクシードライバーが急増している理由とは - 楽楽転職
百貨店
大手百貨店も高卒から転職できます。
応募職種は販売職です。
ただし、販売の経験がないと採用されません。
大手百貨店の販売職に転職したい人は、まずは中小企業などで販売の実務経験を積みましょう。
誇れるような販売実績があれば、大手百貨店に転職できる可能性があります。
大手飲食店グループ
主にファミレスグループですが、大手飲食店グループにも高卒で転職することができます。
店舗のフロアスタッフではなく、総合職の募集もあるため幅広く活躍できるでしょう。
ただし、当然飲食店グループでの総合職経験のある人から採用になります。
また、少なくとも飲食店での実務経験はあった方が良いでしょう。
大手飲食店グループに転職したい人は、まずは中小の飲食店グループで実務経験を積んでからチャレンジしましょう。
保険会社
保険会社は最終学歴が高卒でも転職できる代表格です。
応募職種は営業職です。
ちなみに、私も最終学歴は高卒なのですが、保険会社で7年営業職をしました。
保険会社の給料はほとんど出来高(成果給)です。
保険が多く売れれば給料に上限はありませんが、売れなければ給料はほとんどありません。
弱肉強食の世界だと思ってください。
トップクラスの保険営業の人だと、年収1億円を超えます。
わかりやすく言うと「稼ぎたい!」という人はチャレンジした方が良いと思います。
保険が売れれば、大卒をはるかに上回る給料を稼げます。
とても夢のある仕事ですが、保険が売れなかったときのリスクも大きいので慎重に判断してくださいね。
大手企業に転職しやすい国家資格
高卒でも大手企業に転職しやすい国家資格が1つだけあります。
『宅地建物取引士』です。
宅地建物取引士は略称で「宅建士(たっけんし)」とも呼ばれます。
平成27年3月までは「宅地建物取引主任者」と呼ばれていましたが、平成27年4月から「宅地建物取引士」になり、士業の仲間入りを果たしました。
※弁護士とか税理士など「士」のつく国家資格を「士業」と呼びます。
宅地建物取引士は名前の通り、宅地や建物を取引(売買など)をする資格者のことです。
宅地や建物などの不動産の取引は複雑なため、宅地建物取引士の資格を持っている人が行うことが法律で義務付けられています。
そのため、不動産を扱う企業は一定割合の宅地建物取引士を雇用しなければならないと法律で決められています。
法律で守られている資格のため、宅地建物取引士は別名「もっともつぶしの効く資格」と呼ばれています。
宅地建物取引士の資格を持っている人が転職できる可能性のがある業種は、
などです。
いずれも土地や建物を取り扱う仕事です。
宅地建物取引士のデメリット
ただし、「もっともつぶしの効く資格」である宅地建物取引士にもデメリットがあります。
- 転職先が不動産会社、ハウスメーカー、建設会社、鉄道会社などに限られる
- 合格率は16~17%しかないため、8割以上の人が合格できない
の2つです。
本気を出して勉強すれば1年ほどで合格する人もいます。
ですが、本気を出して勉強するということは、仕事をしながら勉強するのは不利です。
仕事を辞めて本気で勉強する方が合格しやすいです。
ですが、宅地建物取引士の合格率は16~17%しかないため、仕事を辞めて本気で勉強しても合格するとは限りません。
仕事を辞めて勉強したのに合格できず、宅地建物取引士になるのをあきらめてしまうと、転職に不利になります。
仕事をしないで勉強していた期間はブランク期間になってしまいますし、「宅地建物取引士を目指したけど合格できなかった人」となれば印象が悪いです。
資格を目指すのは良いことなのですが、合格できないとデメリットも大きいです。
高卒で大企業に転職するために必要なことは?
最終学歴が高卒の人が大企業に転職するために必要なことは、実務経験を積むことです。
企業は新卒を採用するときは学歴を重視します。
学歴しか判断材料がないからです。
ですが、中途採用の転職は違います。
社会人経験を積んだ人は学歴よりも実務経験を見られます。
民間企業は営利活動をしている以上、勉強ができる人よりも、会社に利益をもたらす人がほしいのです。
高卒でも実務経験が豊富で、企業に利益をもたらす人材であれば大手企業でも欲しがります。
ですので、高卒から大企業に転職したい人は、まず実務経験を積みましょう。
前述してきたとおり、最終学歴が高卒で、業種も職種も未経験であれば大手企業への転職は難しいです。
業種も職種も未経験で転職しやすいのは中小企業です。
中小企業で実務経験を積んでから大手企業に転職しましょう。
転職活動で注意したいこと
転職活動を行う上で注意したいことを、三つ解説します。転職活動を成功させるためにも、注意点をしっかりと押さえましょう。
志望企業や業界について広く情報を得る
情報収集は、抜かりなく行うことが大切です。インターネットで調べるだけでなく、実際に説明会に足を運んで企業の雰囲気をつかみましょう。
情報収集がおろそかになると、入社前と入社後のギャップを感じてしまい、転職を繰り返すことにもなりかねません。
企業研究をする際は、事業内容とビジネスモデルを把握しておきたいところです。また、社長の名前やその企業のSNS・ブログまでチェックしておくと、志望度の高さが伝わるでしょう。
雇用条件をきちんと確認する
企業には、労働者に対して雇用条件を書類で通知する義務があります。この書類を『労働条件通知書』と呼び、特に下記の情報は書面で通知するよう定められています。
- 雇用期間
- 有期雇用の場合の更新時期
- 就業場所、業務内容
- 始業・就業・休憩時間、休日、残業の有無
- 給料の決定方法と支払い時期
- 退職について
内定をもらったら、事前に聞いていた情報と労働条件通知書の内容に相違がないか確認しましょう。万が一、企業側に書類の提示を渋られた場合は、ブラック企業の可能性があるため入社を控えるのが得策かもしれません。
業界・職種や条件を絞りすぎない
転職活動において、業界・職種は絞りすぎないようにすることが大切です。業界・職種を一つに絞った方が、転職活動がうまくいきやすいと思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとはいえません。
業界・職種を一つに絞ってしまうと可能性の幅を狭めてしまい、なかなか転職先が決まらないといったことになりかねないためです。一つに絞るのではなく、二〜四つ程度の業界・職種を見るのがおすすめです。
また、条件にこだわりすぎてしまう人もいるでしょう。特に初めての転職の場合は、『理想の職場』を探してしまいがちです。
しかし、条件を絞りすぎると、どの求人もイマイチに見えてしまい、なかなかエントリーできない状況に陥ってしまう可能性があります。
特に高卒の場合は応募できる求人に限りがあるため、ある程度は条件を緩めることも大切です。条件を絞るときのコツは、『絶対に譲れない条件』と『妥協できる条件』を明確にすることです。
そうすることで絞りすぎを防げると同時に、自分に合った職場も見つかりやすくなるでしょう。
転職活動がうまく進まないときの対策
転職活動がうまくいかないときは、どうすればよいのでしょうか?転職活動が行き詰まったときの対処法を、三つ解説します。
スクールや資格取得でスキルアップする
選考になかなか通過しない場合、もしかしたら現在のスキルでは足りていないのかもしれません。その場合は資格を取得したり、スクールに通ってスキルを身に付けたりすることで、転職活動がうまくいき始める可能性があります。
高卒におすすめの習い事や資格の例は、下記の通りです。
- 英会話
- 簿記
- ファイナンシャルプランナー
- ITパスポート
オフィスワークを目指している場合は、パソコンスキルは身に付けておきたいところです。マイクロソフト社の『Office』を使いこなせることを証明する『MOS』を取得すれば、パソコンスキルが十分に身に付くでしょう。
転職支援サービスを利用する
大卒に比べてハンデのある高卒の場合は、転職のプロに頼ることで転職活動をスムーズに進められるでしょう。
転職支援サービスは、転職の相談に乗ってくれるだけでなく、自分に合った求人の紹介や面接の日程調整も代わりに行ってくれます。転職に関する情報収集もできるので、2〜3社は登録しておきましょう。
また、自分のスキルに自信がなく、転職活動に不安がある場合は、インターンシップに参加するのもおすすめです。リバラボインターンシップの参加者の多くは、高卒など学歴やスキルに自信を持てない人たちです。
そういった状態からでも、一流企業に就職するためのスキルを身に付けることができます。研修期間は職務経歴として記載でき、研修中は固定給も支給されるので、興味がある人は1度無料相談に申し込んでみましょう。
リバラボインターンシップ
若者向けハローワークを利用
正社員採用を目指す、おおむね34歳までの若い世代のための『わかものハローワーク』を利用するのもおすすめです。
わかものハローワークでは、担当者がマンツーマンで正社員就職に向けたサポートを行ってくれます。就職に向けたセミナーやグループワークを実施してくれるだけでなく、入社後も定着のための支援を行ってくれるところも特徴の一つです。
わかものハローワークは全国25カ所、東京都内には3カ所あるので、近くの場所を調べてみましょう。
中小企業でもホワイト企業はある
勘違いされやすいのですが、「大手企業はホワイト企業」「中小企業はブラック企業」とは限りません。
中小企業でもホワイト企業はあります。
上場企業の役目は「株主に利益を還元すること」であり、従業員への還元はその次です。
ですが、非上場企業は株主に利益を還元する必要がないため、企業によっては従業員に優先して還元する企業もあります。
非上場企業の中には「わざと上場しない企業」も多いのです。
※上場してしまったら株主の言うことに従わなければならないため、自由な経営ができなくなるからです。
優良な中小企業の中には、大手企業よりも給料が高かったり、ボーナスが多かったり、福利厚生が良かったり、社員旅行が豪勢な企業もあります。
中小企業から大手企業に転職するという方法もありますが、優良な中小企業で長く仕事をするという手もあります。
高卒転職まとめ
最終学歴が高卒でも大手企業に転職することができます。
高卒で大手企業に転職する最大のコツは「実務経験を積むこと」です。
まずは中小企業などで実務経験を積んでから大手企業の中途採用にチャレンジすると、採用される確率が高くなります。
いきなり大手企業への転職を目指すよりは、段階を踏んで計画的に大手企業への転職を目指す方が採用されやすいです。
あなたの転職活動のヒントになれば嬉しいです(^^)!
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関西大学法学部法学政治学科を2015年3月卒業し、大手金融に新卒として入社。
その後ベンチャー企業での部門責任者やIT企業でのカスタマーサクセスを経て国家資格キャリアコンサルタントを取得し現在はNexilでキャリアアドバイザーを務める。
資格
国家資格キャリアコンサルタント