高卒で就職は厳しい?おすすめの業界職種や業種を紹介!仕事選び方法
高卒での就職を考えている方には、「就職は難しいのではないか」「女性だとなおさら厳しいかもしれない……」と、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな方のために、高卒就職の実態についてご紹介します。高卒で就職をするメリット・デメリットを踏まえて、将来についてよく検討してみましょう!
また、高卒の人が就活をするためのポイントや、就職しやすい業界や職種についても説明していきます。
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高卒で就職するのは現実的に厳しい?
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高卒で就職するのは難しい、というイメージを持っている人は珍しくありません。
しかし、実際には高卒でもほとんどの就職希望者が内定を得ていますし、就職率も高いのです。ここでは、そんな高卒就職の実態について解説していきます。
高卒での就職内定率は高い
文部科学省の調査によれば、令和4年3月に高校を卒業する人を対象に行った調査(3月時点)では就職内定率は97.9%と高い内定率でした。
調査時期は少しずれますが、大学を卒業する人を対象に行った調査(2月時点)での内定率が89.7%でした。時期に違いがあるため単純に比較をすることはできませんが、高卒の内定率はけして低くありません。
高校在学中から就職活動を行い、卒業後すぐに就職する場合の就活状況は厳しいものではないと言えそうです。
(参考:文部科学省「令和4年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和4年3月末現在)に関する調査について」、「令和3年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)」)
高卒は大卒より就職が難しい?
高卒と大卒、それぞれの就職率を見てみましょう。
令和3年3月の高校卒業者の就職率は97.9%、大学卒業者の就職率は96.0%でした。新卒での就職率は、大卒よりも高卒のほうがやや高いのです。
(参考:文部科学省「令和3年3月新規高等学校卒業者の就職状況(令和3年3月末現在)に関する調査について」、「令和2年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」)
学歴フィルターにより大手企業には就職しにくい
就職率は、大卒よりも高卒のほうが高いことがわかりました。
しかし気をつけなければならないのは、学歴フィルターの存在です。
応募要項の条件に、「大卒以上の学歴」を求めている企業は珍しくありません。
条件として明記されていない場合でも、応募者が多ければ学歴を基準に書類選考で落とすこともあります。
そのため、人気の高い大手企業に高卒で就職するのは難しいでしょう。しかしながら、学歴よりも実力ややる気を重視する職種や業界も多く存在します。
高卒での就職を目指すのであれば、学歴以外を重視してくれる企業を調べて応募しましょう。
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なぜ高卒は就職しにくいイメージがついたのか
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前述の通り、高卒であっても就職は難しくありません。
ではそもそも、高卒は就職しにくいというイメージがついたのは何故なのでしょうか。
その原因は、いわゆる「就職氷河期」にあります。バブル崩壊後の1990年代から2000年代前半にかけて、企業は新規雇用を軒並み抑制していました。
大卒であっても就職は厳しく、高卒であればなおさら難しいという状況でした。
現在でも高卒の就職は厳しいと語る人間がいるのは、そういった時代のイメージを引きずっているためでしょう。
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高卒女性の就職は不利?
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同じ高卒でも女性は男性よりも不利、というイメージもまた根強いものがあります。
しかし、調べてみるとこちらもイメージに反して、高卒女性でもほとんどが就職できていることがわかります。高卒男女の就職率を、具体的な数字でみましょう。
文部科学省の調査によると、令和3年3月高校卒業者の就職率は、男子が98.4%で女子が97.1%です。高卒の男女の就職率に大きな差はなく、女性だから就職が難しいイメージが誤りであることがわかります。
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高卒で就職する3つのメリット
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高卒で就職すると大卒に比べてメリットがないのではないか、というのもよく耳にする意見です。
しかし、高卒での就職には大卒にはないメリットも存在します。
この項目ではそんなメリットについて紹介していきます。メリット1:早くから自立できる
高卒で就職すれば、年齢的に早くから自立できます。
同年齢の人間が大卒で就職する頃には、既に4年分の社会人経験を身に着けています。
また、自分で稼いだ給料で生活費をまかなったり、趣味や将来のためにお金を使ったりという経験も大学に進学した人間より早くに得ることができます。メリット2:進学に必要な費用がかからない
大学進学には多額の費用がかかります。
文部科学省の調査によると、2022年度における公立大学昼間部の初年度平均納付金額は、地域内の学生であれば約80万円、地域外であれば約90万円となっています。こうした費用をアルバイトや奨学金でまかなう学生も珍しくはありません。
このような出費を避けられるのは、高卒就職のメリットといえます。メリット3:手厚い研修を受けられる場合が多い
新卒採用を行っている企業では、研修にも力を入れていることが多くあります。
先輩や上司からの手厚いサポートを受けながら業務知識やビジネススキルを学んでいけることはメリットの一つといえるでしょう。
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高卒で就職する3つのデメリット
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前の項目では高卒で就職するメリットを紹介しましたが、残念ながらデメリットも存在します。
この項目ではデメリットについて紹介します。デメリット1:生涯賃金が大卒よりも低い
高卒で就職した人間は、大卒よりも生涯賃金が低い傾向にあります。
高卒の生涯賃金 大卒・大学院卒の生涯賃金 男性 2億1280万円 2億6910万円 女性 1億5230万円 2億1730万円 注:60歳まで、退職金を含まない
60歳まで働いた場合の生涯賃金では男性で5,630万円、女性で6,500万円の差があります。生涯で見た場合の、約6,000万円という大きな差は見過ごせないデメリットです。
(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 「ユースフル労働統計 2021 21.生涯賃金など生涯に関する指標」)
デメリット2:自由に使える時間が限られる
進学した学部などにもよりますが、基本的に大学生は社会人よりも多くの余暇を持っています。
その時間で趣味に打ち込んだり、将来のための勉強をしたりといった機会を得られるため、自由に使える時間が少なくなるのは高卒就職のデメリットといえます。デメリット3:就職できる企業が大卒よりも限定される
前述の通り、学歴によるフィルターは存在するので、就職できる企業がどうしても大卒より限定されてしまいます。
大手であるほど学歴フィルターを設けている傾向が強いので、「憧れの大企業で大卒よりも4年早くキャリアをスタートさせる」といったプランの実現は厳しいでしょう。
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高卒で就職しやすい4つの業界
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大学卒業以上を応募の条件にしている企業もあれば、積極的に高卒の人材を採用している業界も存在します。
この項目ではそんな業界を紹介していくので、就職先の候補として検討してみてはいかがでしょうか。IT(情報通信)業
人材不足の業界なので未経験での採用も多く、研修など育成に力を入れている企業も多いです。現代社会に必須の専門知識・技術を、働きながら身に着けられるのが大きな魅力の業界です。
厚生労働省の調査によれば、令和元年における高卒初任給は男性が16万9,600円、女性が17万2,700円となっています。
日々新しい技術の生まれる業界なので、好奇心旺盛で学び続ける姿勢を持った人に向いています。建設業
こちらも人材が不足している業界で、若さや体力などを重視する傾向にあります。高卒であっても資格を取得していけば、昇進・昇給しやすいのが大きな魅力の業界です。
厚生労働省の調査によれば、令和元年における高卒初任給は男性が17万7,000円、女性が16万7,200円となっています。
様々な年代・専門職の人間が携わる業界なので、どんな人とも打ち解けられるコミュニケーション能力を持った人が向いています。介護・福祉業
高齢化社会が進み年々ニーズが高まっている業界で、人柄やコミュニケーション能力を重視する傾向にあります。年齢や性別に関わらずキャリアアップしやすいのが大きな魅力の業界です。
厚生労働省の調査によれば、令和元年における高卒初任給は男性が16万7,200円、女性が16万4,600円となっています。
利用者の世話や介助が主な仕事なので、人と関わることや助けることが好きな人が向いています。飲食業
コミュニケーション・マネジメント・調理などポジションによって様々な能力を磨けるのが大きな魅力の業界です。飲食や販売業などのアルバイト経験があれば、選考でアピールすることができます。
厚生労働省の調査によれば、令和元年における高卒初任給は男性が16万9,700円、女性が16万6,700円となっています。
労働時間が長くなる傾向にあるので、体力に自信のある人が向いています。(参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:3 主な産業別にみた初任給」)
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高卒で就職しやすい4つの職種
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学歴や経験が問われず、高卒でも就職しやすい職種も存在します。
この項目ではそんな職種を、就職しやすい理由とともに紹介していくので、業界の紹介とあわせて参考にしてください。営業職
学歴や経験が不問の求人が多く、実力次第で高収入を得やすいのが魅力の職種です。
様々な業界に必要とされる職種なので、スキルを身に着ければ転職がしやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
相手の話を聞き出すこと、相手に提案すること、両面でのコミュニケーション能力に長けた人が向いています。接客・販売職
目の前にいるお客様と直接やり取りをするので、やりがいを感じやすいのが魅力の職種です。
どんな仕事にも必要な礼儀正しさやマナーを身に着けやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
人の話を聞くのが好きで、人と仲良くなるのが得意というコミュニケーション能力に長けた人が向いています。事務職
幅広い業務の重要なサポート役として、職場を支えるやりがいを実感しやすいのが魅力の職種です。
WordやExcelをはじめとしたパソコンの扱いや、経理の知識など実用的なスキルを身に着けやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
地道な作業を苦にせず、丁寧な仕事ができる人に向いています。工事・建設現場の職人
未経験からでも始めやすく、スキルを身に着ければ高収入も望めるのが魅力の職種です。
将来的にも職種としてなくなる心配がないのもメリットといえます。
その一方、3K(きつい・汚い・危険)と呼ばれるデメリットも確かに存在します。
体力や腕力に自信があり、なおかつ慎重さや危機管理能力を持った人に向いています。
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高卒の人が就職活動をする際のポイント
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就職しやすい業界・職種などを紹介してきましたが、高卒の就職志望者が抑えるべきポイントを紹介します。
就活にあたって何をしていけばいいのかわからない、という方はこの項目を是非とも参考にしてください。専門的な資格を取得する
専門的な資格を取得することは、実用的なスキルを身に着けていることのアピールに繋がるため就職活動において有利に働きます。
就職後も、ゼロからスタートするよりもスムーズなステップアップが望めます。
当然のことながら業界・職種によって求められる資格は異なるので、自分の志望に合った資格はなにかを事前に調べるようにしましょう。自己分析を必ず行う
自己分析を行い、自分の適性ややりたいこと・やりたくないことを明確にしましょう。
例え初任給の高い仕事であっても、思うような働き方ができず、早期に離職してしまえばマイナスの方が大きいです。
自分の能力や性格について今一度考えて、長く活躍できる業界・職種を見極めることで後悔を減らしましょう。所属する学校で求人の紹介を受ける
「学校斡旋」という、所属する学校に届いている求人の中から、自分の条件に則した求人を選んで応募する方法があります。
この方法ならばほとんどの場合で内定を受けられるという大きなメリットがあります。
その一方で、一人につき一社しか受けることができない、内定の辞退は基本的にできない、といったデメリットもあるので慎重に利用しましょう。ハローワークに就活の相談をする
ハローワークに相談するのもメジャーな方法の一つです。
ハローワークは厚生労働省が全国に設置している職業安定所であり、求人探しだけではなく就職活動に関する相談や、面接対策など多くのサポートを無料で受けることができます。また、ハローワークは各地域に密着した求人が多いため、地元で働きたい人には特におすすめです。
関連記事:中卒就職はやばい?中卒でも成功させるための方法やポイントを解説 - 楽楽転職|20代・30代向けの中卒・高卒就職お役立ち情報
高卒就職に強い就職エージェントを活用する
就職エージェントに依頼するのも有効な手段の一つです。
就活に関するプロのアドバイザーに、性格や学歴などを参考に適切な求人を見つけてもらえます。履歴書や面接のアドバイスももらえます。ただし、就職エージェントは企業やサービスによって特色が違い、転職向けや大卒新卒向けのサービスなども多くあるので、高卒就職に強い就職エージェントを選ぶよう注意しましょう。
高卒就職情報Webサービスを活用する
高卒就職情報Webサービスを活用するのも、有効な手段の一つです。
高卒就職情報Webサービスでは、全国の求人情報の検索や一覧のダウンロードに加えて、合同説明会や職場見学会などのイベントも検索可能です。
このサービスにログインするにはハローワークから学校向けに発行されるIDとパスワードが必要なので、学校の先生に相談して利用しましょう。
高卒向けの求人には、特定の高校にのみ送られる指定校求人なども存在しますが、このサービスで検索できるのは公開求人のみなので注意しましょう。高卒の仕事選び!4つの注意点
高卒者の仕事選びでは、注意したいこともあります。世の中には数えきれないほどたくさんの企業があり、仕事内容もさまざまです。
そのため、自分の感覚だけを優先して仕事選びをしてしまうと、自分に合った仕事を見つけるのが難しくなります。場合によっては、なかなか内定をもらえなくなる可能性もあるので注意しましょう。
ここでは、高卒者の仕事選びにおいて気を付けたいことを説明します。
固定観念にとらわれない
仕事選びをする時は、固定観念にとらわれないようにしましょう。
仕事探しを始めても「なんとなく大変そう」「自分には向いてない気がする」などといったイメージにより、最初の時点で仕事選びの候補から特定の業界や職種を除外して考えてしまう人が意外と多くなっています。
しかしそういった業界や職種の中にも、よく調べてみると案外「やってみたい!」と思えるものがある可能性があります。
社会経験が少ないのであれば業界や職種の実際の姿を知らないのは当然のことですので、特に根拠の明確でない思い込みで判断してしまっては、その後の人生で損をしてしまうことに繋がりかねません。
自分に合った仕事を選ぶには、固定観念にとらわれずにさまざまな選択肢を視野に入れる必要があります。偏見や思い込みで自分の可能性を狭めてしまうのは、とてももったいないことです。
好き嫌いせずにさまざまな業界や職種について調べておくと、まったく関係ないと思っていた仕事どうしがつながっていると分かる場合もあります。
そうなれば、自分が就きたい仕事が見つかった時にも説得力のある志望動機を作りやすくなるでしょう。
前向きに検討する
高卒者が企業から内定を得るには、どのような仕事についても前向きに検討することが大切です。
高卒者が応募できる求人はたくさんありますが、それでも大卒者に比べれば選択肢が少ないのが現状です。そのため、条件が合う求人を見つけたら、まずは積極的に調べて応募を検討しましょう。
企業や仕事内容を詳しく理解すると、その求人に対しての興味は自然と高まります。限られたチャンスを活かすためには、見つけた求人情報を前向きにとらえる姿勢が大切です。
できるだけたくさんの情報を集める
仕事について調べる時は、できるだけたくさんの情報を集めるようにしましょう。本やインターネットで調べるだけでなく、企業の説明会に足を運んで実際の様子を確認することも重要です。
企業側はたくさんの候補者に応募してほしいと思っているので、自分たちにとって不利な情報は基本的に発信していません。
安心して就職や転職をするためには、業界や企業のメリットだけでなくデメリットもきちんと把握しておくことが大切です。そのためには、さまざまな角度からじっくり考察する必要があります。
条件を絞り過ぎない
高卒者が仕事選びをする時は、条件をあまり細かく絞らないことが肝心です。もちろん、自分に合った仕事を探すためには仕事に求める条件を明確にしておく必要があります。
とはいえ、あまりにも多くの条件をあげてしまうと、仕事探しをはじめる前に選択肢の幅が極端に狭くなってしまいます。
そのため、仕事の条件としては絶対に譲れないと思うものだけを選び、多くても3個以内に収まるようにしましょう。
ちなみに、理想の条件を3つ以内に絞ってみても就職や転職がうまくいかないという方や、条件を絞るからこそ理想とかけはなれてしまって納得できないという高卒者の方もいらっしゃると思います。
そういった場合には、自分の性格や傾向を客観的に把握できていない可能性があります。
自分が働くうえで最も大切にしていることや、最終的にどんな人生を望んでいるのかなど、自分ならではの特性を把握することで、条件を絞りながらも理想的な職場を見つけられることがあります。
また、自分の強みを把握できていないからこそ、自ら向いていない業界や職種を志望して落ちてしまっているという可能性も否めません。
そのため、なかなか内定が出ない、良い求人と出会えないという高卒者の方には、就・転職エージェントなどのサポートサービスを利用するのがおすすめです。
高卒が正社員になるメリット
高卒で働く場合、大卒以上で働く場合に比べてどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。高卒で働くのであれば、大卒以上の学歴とは違ったメリットやデメリットがあります。
仕事探しをする前に、高卒で働くメリットとデメリットの両方を押さえておきましょう。
高卒で働くとなると、「いろいろと不利になりやすい」というイメージをもっている人も多いかもしれません。しかし、実際には高卒にもさまざまなメリットがあるのです。高卒で働く場合のメリットについて紹介します。
キャリアチェンジがしやすい
高卒で働き始めた人は、その後のキャリアチェンジがしやすいというメリットがあります。なぜなら、就職後に「やっぱりほかのことがしてみたい」と思ったとしても、その時点でまだ年齢が若い可能性が高いからです。
転職活動においては、「若い」という要素は大きな強みになります。また、転職せず部署移動を願い出る場合も、年齢が若い方が本人の希望が通りやすいケースが多くなります。
同世代より社会経験が豊富に!
高卒で働いている人は、大学を卒業してから働く同世代の人よりも多くの社会経験を積めます。そのため、同世代よりも早く仕事で活躍できます。
特に学歴よりも実際の実力が重視される業界や職種であれば、高卒で働いた方が有利になる可能性が高いでしょう。
会社の中では実年齢に限らず、働いている年数が長いだけで評価されやすくなる場面も少なくはありません。さらに、真面目に働いてきちんとスキルを身につけていけば、転職する時のアピールポイントにもなります。
奨学金の返済をする必要がない場合が多い
高校を卒業して大学に通う場合、多くの学費が必要になります。そのため、大学に通う人は奨学金を借りているケースが多くなっています。
奨学金は、大学を卒業した後に働きながら返済するのが一般的です。しかし、高卒で働くのであれば大学生活でかかる奨学金を返済する必要がありません。よって、金銭的な負担を感じることなく、社会人としての生活を満喫できます。
若い時にお金を自由に使える
高卒で働けば、若いうちに自由に使えるお金を多く手にできます。そのため、趣味や貯金に回すお金をしっかり確保することが可能です。
もちろん、自分で稼いだお金を自分で管理しながら使うのは意外と大変です。しかし、若い時にお金の大切さについて身をもって学べることも、高卒ならではの特権だといえるでしょう。自分でお金をしっかり管理することで、若いうちから自立した生活を送れます。
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大学中退の高卒や高卒フリーターにおける就職活動のポイント
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大学中退の高卒や高卒フリーターには、他の志望者とは違ったポイントが存在します。
ここで紹介するポイントを押さえて、就職活動を有利に進めていきましょう。大卒資格や就職に有利な資格を取得する
就職を有利に進めるためには、資格を取得することがおすすめです。
特に大卒資格は取得した場合、最終学歴「大卒」を選考基準に設定している企業でも就職可能であるため、選択肢が広がります。
大卒資格の取得方法としては、通信制大学や夜間大学などがあります。その他にも、自分の志望する業界・職種に合った資格を選んで取得するとよいでしょう。
大学中退やフリーターとなった理由を伝える
大学を中退した人やフリーターになった人は、その理由について明確に答えられるよう準備しましょう。
その際、理由は可能な限りポジティブに伝えて、就職先にデメリットとして捉えられないように工夫することが大切です。
ただし、嘘をつくと発言に違和感を持たれたり信用が下がったりするので、本当のことだけを伝えるよう気をつけましょう。就活を先延ばしにせず早く行動する
できる限り空白期間が生まれないよう、早めに行動することも大切です。
働いてない期間が長いほど、労働意欲が低いとみなされて就職活動において不利に働きます。
きちんと話せる事情があればよいのですが、単純に先延ばしにして生まれた空白期間を面接官に納得してもらうことは難しいでしょう。また、高卒かどうかにかかわらず、年齢が上がると条件が厳しくなったり就職が難しくなります。就職や転職を検討しているのであれば、早めの行動が大切です。
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まとめ:高卒で就職する人は企業を見極めて納得のいく就職をしよう!
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業界・職種をはじめとして、高卒での就職には考えるべきポイントが多数存在します。
資格の取得を頑張るのか、就職して経験やスキルを身に着けるのか……この記事を参考に、自分に合った働き方を選んでよりよい就職に繋げていきましょう。
楽楽転職には、最終学歴「高卒以上」を選考基準に設けている求人も多数あるため、高卒の自分に合った求人を探す際にはとても便利なサービスです。
就職活動においてはスピードも重要なポイントの一つです。楽楽転職は大手企業を中心に、未経験でも活躍できる安定ホワイト企業をご紹介する未経験人材に特化した転職サポートサービスです。求人件数は16,000件以上!
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20代の転職に特化したアドバイザーが希望の条件や待遇をヒアリング、面接〜入職まで完全サポート。すべきことを順序立てて簡潔に伝えることで、迅速な転職を叶えます。
求職者の想いや理想を理解し、しっかりと寄り添うことを意識したうえでサポートすることを心掛けています!
関西大学法学部法学政治学科を2015年3月卒業し、大手金融に新卒として入社。
その後ベンチャー企業での部門責任者やIT企業でのカスタマーサクセスを経て国家資格キャリアコンサルタントを取得し現在はNexilでキャリアアドバイザーを務める。
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